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スマートフォンは、全ての人に微笑まない。



iPhone – 2011.4.6 (51/365) / loveloveshine

昼下がりの午後、比較的空いている地下鉄の車内。
降りる駅のちょっと手前で、若いサラリーマン風の男性が電車に乗ってきた。きちんとした身なりをしてるので、どこかの会社に所属しているのだろう。
彼は、私の正面の席に座るや否やスマートフォンを取り出し、真剣な表情で画面を凝視し始めた。会議の資料でも確認しているのだろうか、いや商談先からのメールチェックかもしれない。私は、手持ち無沙汰もあって、いろいろ空想してみた。バリバリのビジネスタイムである。仕事に関することをしていると考えるのが自然である。私自身も彼が乗ってくる直前まで、仕事のメールを返信していたのである。

すると、男性は人差し指を下から上に跳ね上げた。

「コイツもか!いい加減にしろ!」
私は、この動作をする若いサラリーマンを見ると、怒りのボルテージが上がるのである。

私は、断言する。スマートフォンを持つ若者がこの動作をしているときに、見ているインターネットのページは、ほぼひとつだ。

「Twitter(ツイッター)である」

予想通り、私が車内をでるときにチラッと見た彼のページは、Twitter(ツイッター)だった。
よほどの特殊な仕事をしているのではない限り、Twitter(ツイッター)のチェックはビジネスタイムに必要はないだろう。

スマートフォンは携帯電話ではない。インターネットに常時アクセスできる情報端末である。この「常時アクセスできる」ということが曲者なのである。なぜなら、私自身が今よりはるか昔にそれに懲りたからである。

私は、今から7~8年前、シャープ製の電子手帳を持っていた。「Zaurus」である。
ワードやエクセルの閲覧、編集も便利だったが、何よりも便利だったのが、「パソコンと同じようにインターネットができる」ことだった。初めは仕事に関するWEBチェックに使えるから便利だと思っていたが、段々使い方の公私混同が激しくなってきた。最盛期は暇さえあればネット接続という毎日。そんな状況だったので、さすがに仕事への悪影響に気がついた。「そもそも外出先でのネット接続は自分の仕事にとって絶対条件なのか」と自問した結果、私はこの情報端末を手放したのである。

先ほどのTwitter(ツイッター)をしている若者への怒りは、昔の自分への怒りなのである。

スマートフォンの爆発的普及で、私たちは今インターネットの常時接続が可能という時代に生きている。大変便利な時代であるが、一方でそれは、ある意味危険なことでもある。なぜならば、仕事に関係ないサイトの閲覧という時間を浪費するツールを常時携帯していることでもあるからだ。道具に罪はない。問われるのは使う人間の情報端末への向き合い方である。
スマートフォン時代に身に着けておくべきことは、自分の仕事の状況に合わせて情報端末を使いこなす智恵であり、結局は自分の仕事に必要な道具をきちんと管理するということである。情報端末もその一つと考えなければならない。ただ、コイツが優れもので、魅力的であることが大問題でもあるのだが・・・。

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