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プロの思考、プロの技。L.ドナルド@宮崎ダンロップフェニックス


高度化された戦略の結晶であるプロの業(わざ)。ケーススタディの手法を用いて、これをアマチュアゴルファーにも役立つ法則へと導いてみよう。

今回は、ルーク・ドナルドのダンロップフェニックストーナメント3日目を採り上げる。初日-6、2日目-7のロケットスタートで首位を独走したドナルド。しかし、3日目は、パープレーを強いられる展開に。しかし、この3日目にこそ、彼が世界のトッププレーヤーである真髄が詰まっていた。

安定性の根源とは何か?

ルーク・ドナルドといえば、アイアン。「ショートゲームが自分のプロゴルファーとしての50%を占める」と言い切るほどの絶対的な強み。道具の進化に伴い、長くなる一方の欧米のコースセッティングにあって、「飛ばないドライバー」で結果を出し続ける稀有のプロゴルファー。

彼の生き様から届くメッセージは、「自分の強みを伸ばしなさい」だろう。まずは、これを肝に命じたい。

今回の話は、ここからである。
11月17日(土)。宮崎は雨だった。強風と豪雨の悪コンディション。数時間の中断を挟むほどの雨。多くのプロゴルファーがスコアメイクにてこずる展開。この日に限っては、ドナルドも同じだった。3バーディー、3ボギーのパープレー。2日目までの-13の結果から考えると急ブレーキがかかったといえるだろう。

数字は正直だ。平均ストロークは当然として、平均パット数、パーキープ率、パーオン率も軒並み2ケタ順位。悪コンディションと自身のショットの不調。それがよく表れている。しかし、そんな状況下でドナルドは、信じられない数字をたたき出していた。

フェアウェイキープ率。これが堂々の1位タイだったのだ。

この数字が何を意味するのかは、最初のドナルドの強みと絡み合ってくる。アイアンの強み。これを活かす為の絶対条件は何か?それはミドルホール以上ならばフェアウェイキープである。この前提が覆れば、自分の強さを発揮することはできない。ラフからベストなアイアンショットは打てないからだ。ドナルドは、このような状況下にあっても、正確にフェアウェイを守れるドライバーショットを持っていたのである。

そこで学ぶべきプロの業(わざ)。
自分の強みを知り、それを磨く。まずはこれが大切なことだ。そして、それと同等、いやそれ以上に自分の強みを活かす舞台を整えることを重視すべきだ。もしあなたが、ミドルパットが得意なゴルファーだとしよう。それにも関わらず4オンばかりするようでは、その強みを活かすことはできない。確実に2、3オンできる技術をも重視するべきなのだ。

自分の強みを磨く。その「壱の矢」を活かす為に、「弐の矢」の技術を磨く。自分のスタイルは、そのようにしてつくりあげていくべきなのである。
ルーク・ドナルドの安定性の根源。それは、アイアンの強みを活かす、ドライバーショットの技術の高さにあったのである。

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