ゴルファー必見。 お役立ち情報!

ショートゲーム・マスター・コラム

ショートゲームマスターコラム

コラム形式の「ショートゲーム・マスター」。

第2シリーズのテーマは、アプローチのケーススタディ。状況に応じた、アプローチの方法を学びましょう。

今回は、ベアグランド状態からのアプローチです。


Under the trees / blmurch

芝がほとんどなく、土がむき出しなった状態でボールが止まってしまった。凸凹した表面からどのようにしてアプローチをすべきか?について考えましょう。

 

ベアグラウンドは、ビジュアル的な圧力がとても大きい状況ですね。まずは、ダフってしまうのではないかという恐怖がまず先に立ちます。

 

しかし、そこでクラブのクラブを鋭角に入れてしまうと結果は最悪です。よりダフが多くなってしまいます。

理由は簡単です。クラブを鋭角に入れてしまうと、ボールとの接地点が少なくなってしまいます。

 

地面のことを気にするあまり、そのような選択をしてしまいがちですが、やはり、通常のアプローチと同様に、クラブを鋭角に入れるリスクはなくなりません。

 

地面が芝でなくても、アプローチでは、クラブは鋭角に入れてはいけません。

ですから、ベアグラウンドでも、クラブはより水平に入れていきましょう。

 

フェースは開き、出来るだけ地面を滑らせるようなイメージです。

 

しかし、地面は凸凹の土。芝でありません。芝のようには滑りません。そこで、ベアグラウンドならではの工夫が要ります。

 

それは、地面が土であることからくる特長への備えです。

 

地面が土であれば、抵抗力が増します。これ対応するために、クラブは短く持ちましょう。

 

さらに、ボールは、足の右側におきます。こうすることで、ヘッドスピードを利用するよりも、低速の状態でもクラブからボールに伝わる力の大きさを利用してボールを打つことができます。

 

ベアグラウンドだからといって、アプローチの基本は同じです。どんな状況でも通用するから基本なのです。

 

そして、それをベースに状況に応じた対応をすること。今回の場合は、それが、クラブを短くもつこと、低速の状態でボールを打つことなのです。

【関連キーワード】