フェアウェーウッドはドライバーの子分?アイアンの親玉?ゴルフ上達の真実に迫る!
今月は、読者の方より
「 ミスしないフェアウェーウッド」が知りたいというご意見を頂きました。
ゴルフ歴30年以上のアマチュアシングルプレーヤーで、
クラブチャンピオンの経験を持つ「ゴルフエッグ」さんへも、
同じような悩みの相談が寄せられているようですね。
そこで今回は、
【フェアウェーウッドはドライバーの子分?
アイアンの親玉?ゴルフ上達の真実に迫る!】
をご紹介します。
他にも詳しく知りたい技や情報がありましたら、
特集等の参考にさせていただきますので
編集部まで、ぜひお寄せください!!
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「フェアウェーウッドが打てませ――ン 」
そんな悩みをお持ちのあなたに贈るフェアウェーウッド(FW)攻略法!
「考えを変えれば、打球が変わる意識改革打法」をご紹介します^^/
まずは、お悩みメールをくださったQさんのご意見をどうぞ。
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■フェアウェーウッドのスイングイメージがわきませ――ン
ゴルフエッグさん、こんにちは。
いつもお世話になっているQです(^_^;)
アイアンは、ハンドファーストを強く意識していて、ロフトを立てて打つイメージで振れます。
しかし、ウッド系(フェアウェーウッドなど)になるとその形状からか、
スイングそのものを全くイメージできません。
フェアウェーウッドのインパクトのイメージはどうしたらいいのでしょうか?
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■フェアウェーウッドはドライバーの子分?
それともアイアンの親玉?
こんにちは、ゴルフエッグです^^
これは難問ですね~ どうして難問か、というと・・・
「人は視覚に騙されやすい」という理由から難問と申し上げます(^_^;)
人には五感というものがありますよね。
「あらー? ゴルフエッグさんはご存知ないの?」
「女性は第六感もするどいのよ~ 殿方のみなさーん、お気を付けあそばせ 」
ひえー ごめんなさいごめんなさいm(_ _)m
何も悪いことしてないのにとりあえず謝っておきます(^_^;)
さて、冗談はさておき、人は五感の中でも
特に視覚に重きを置いて、外部情報を仕入れます。
「感覚の80%以上を視覚に頼る」とも言われています。
そのためにQさんが言われているように
「フェアウェーウッドの形状にだまされる、惑わされる」ということが起ります。
だからゴルフエッグも、イメージがわきにくいときがありますm(_ _)m
「じゃあどうすればいいの?」
では、ここで一つ質問をいたします^^
あなたはフェアウェーウッドのことを
1.ドライバーの子分と思っていますか?
2.それとも、アイアンの親玉と思いますか?
「そりゃー フェアウェーウッドの形からすれば、選択肢1のドライバーの子分に見えるけど・・・」
そうですよね。
どう見ても、ドライバーに似ています。子分というよりドライバーの子供ですよね。
その上、名前だってウッドっていうくらいですから・・・
しかし、ゴルフエッグの答えは選択肢2です!
フェアウェーウッドはアイアンの親玉 と考えましょう\(^^)/
「えーー??? どうして????」
■ボールはどこにある?
形状からすれば、フェアウェーウッドは誰が見てもドライバーの子分です。
しかし、視点をボールのライに移してみましょう。
フェアウェーウッドを使うのは、それこそ名前の通りでフェアウェーにある時に使用します。
もちろん、ラフでも結構ですが、要はボールが地面の上に直にあるときに使うのが
フェアウェーウッドだということです。
そう考えると、フェアウェーウッドは
アイアンと同じ状況下で使用するクラブということになるわけです。
そこでゴルフエッグは提案します!
アイアンと同じイメージで打ちましょう!という意識改革をしましょう\(^^)/
Qさんも「アイアンは、ハンドファーストを強く意識していて、
ロフトを立てて打つイメージで振れます」と言っています。
アイアンと同じイメージで大丈夫です。
ちなみに、ここでいう「同じイメージ」とは・・・?
■アイアン・フェアウェーウッドのイメージ
「フェアウェーウッドはクラブフェイスをボールにぶつけたら終り」
というイメージで打つということです。
「フェアウェーウッドは、払い打つようにして打ちましょう」などとよく言われますが、
ゴルフエッグはアイアンと一緒でロフトを立て気味にして、
ハンドファーストの気持ちで打っています。
ゴルフエッグはフェアウェーウッドで高い球を打とうとか、あまり考えません。
・「フェアウェーウッドは、そこそこ飛べばいい」
・「グリーンに近づけばいい」
・「3打目をいいところから打てれば、多少、あっちこっちに飛んで行ったっていいや」
と気楽に考えて打っています。
プロじゃないんだから、200ヤード以上をピンポイントで狙う
なんてことを考えるのはやめましょう!
・ボールがフェイス面に、ある程度ちゃんと当たればそこそこ飛びます。
・シャフトだって長いんです。ヘッドスピードもちゃんと出ます。
・ダフるならトップボールの方がいいです。距離が出ますからね。
・でも多少ダフっても平気です。ソールが広いので滑ってくれます大丈夫です。
このようにフェアウェーウッドは簡単なクラブ、簡単なアイアンと思っていいんです(^^)/
ボールめがけて「ダーン」と
フェアウェーウッドのフェイス面をぶつけるつもりでいきましょう\(^^)/
見た目の形状に騙されないでください。
逆に自分に暗示をかけ・・・
「フェアウェーウッドと言ったって、
このクラブはFWと書いている簡単に飛ばせるアイアンなんだー」
と自分で自分を良いように騙しちゃいましょう\(^^)/
「えー でも、そんなことをしたらボールが全然高く上がらないよー」
あら?これまたあなたはだまされていますね。
ボールを上げるのはあなたではないのです。
「えっ? じゃあ、誰が上げてくれるの?」
■なぜ14本もクラブがあるのか?
あなたのゴルフバックには、クラブが何本も入っているはずです。
ルールでは14本までコース内に持ち込むことが許可されています。
では、なんでそんなに何本もクラブが必要なのでしょう?
「そりゃー ドライバーにアイアンにパターなど用途に応じて使い分けるためでしょ?」
そうですね。
では、それぞれのクラブは何が違うのでしょうか?
さっきから言っているようにまずは形状が大きく違います。
それ以外では長さが違います。
そして何より違うのが・・・ロフト角です!!
ロフト角:
フェイス面の上向き具合のこと。ちなみにパターも2~4度くらいのロフト角があるんですよ^^
このロフト角は何のためにあるのか、それを忘れているゴルファーが多いです。
もちろん、ロフト角はボールを上げるためについています。
水平に飛んでいく力を、上に飛んでいく力に変えるためについているのです。
だから、あなたがボールを上げる必要はないのです。
あなたがするべきことは、そのクラブのロフト角を信じて、ただフェイス面をボールに当てるだけでいいのです。
ボールを上げてくれるのはロフト角 なのです!!
すくい打ってはいけません。
ボールは上げようとするのではなく、勝手にクラブフェイス(ロフト角)が上げてくれるのです。
まして、地面の上に直にボールがある場合は、
下から上にクラブを振ってボールを打つことはできません。
ティーアップしているボール以外は、
かならず上から下へのヘッド軌道の中でボールをとらえなくてはいけないのです!
意識改革というよりはこれこそがゴルフの真実と心得てください!
■まとめ
1.フェアウェーウッドは、ボールが地面の上にあるのだから、
アイアンと一緒で上から下のダウンブローで打つイメージを持ちましょう。
2.「ボールを高く上げてくれるのはロフト角なのだ」と再認識しましょう。
払い打つ打ち方も、もっとボールを高く打つ打ち方もあります。
しかし、フェイスにボールがちゃんと当たらないのでは話になりません!
まずはしっかりとフェイスとボールがコンタクトする打ち方を身に付けましょう。
ボール位置を左足寄り(ターゲット寄り)にすればボールも上がりやすいです。
でも間違えないでくださいね。
ボール位置が左に行ってもあくまで上から下への軌道で打つイメージを持つのです。
急激な角度で打ちこむ必要はありませんが、必ず上から下ですよ^^
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