ショートゲーム・マスター!コラム
コラム形式の「ショートゲーム・マスター」の連載を開始します!
第1シリーズのテーマは、は、ショートゲームでのボール選び。今回はその第1回目です。
▼ショートゲームで使うべきボール
ボールは、ディスタンス系とスピン系に分かれますが、ショートゲームでつかうべきボールはどちらなのでしょう。
結論は、はっきりしています。スピン系ボールを使うべきです。
ディスタンス系ボールは表面が硬くできています。そのため、フェースとの摩擦が起こりにくい。そのため、スピンがかかりにくい特徴を持っています。
アイアンショットでは、スピンがかかることはとても重要です。高くあがりやすく、止まりやすい。それは一定量のスピンがかかることによって達成されるのですから。
しかし、それが筆者が推す理由では、ありません。もっと重要な理由があるのです。
▼スピン系ボールの短所を、長所に。
スピン系ボールをアイアンで軽く打つだけで、6000回転くらいは、楽にかかります。ディスタンス系ボールなら約半分くらいです。スピンがかかりにくいと、不必要なキャリーが出やすく、ショートゲームでは致命的です。
その一方で、ディスタンス系ボールなら、ミスショットでも、スピンのかかりというという点ではあまり、影響を受けにくいともいえます。
しかし、スピン系ボールでのミスショットはそうはいきません。もともとスピンがかかり易いということは、それだけミスショット時のスピンの誤差が出やすいとも言えるのです。
ですから、その問題を解消するために、スピン系とディスタンス系の中間のボールを使うという解決策もあります。
もし、あなたがもっとショートゲームをうまくなりたいなら、スピン系ボールを使いましょう。それでも尚、スピン系ボールを推すのには、スピン系ボールの短所こそ、あなたを上達に導くものだと考えるからです。
次回、それについてお話します。