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プレーの面白さを左右するピンポジション

みんなさんは、毎日ピンポジションが変わっていることをご存知ですか?中には、同じコースへ行ったのに、あれ?こないだと位置が違うと思ったことがあるかもしれません。その日のピン・ポジションによって、ホールまでの距離や難易度が変わってきますので、使うクラブも2〜3番手違うこともあります。知ることで、コース攻略にグッと近づき、プレーの面白さが変わってきます。

 

 

 

 

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ピンポジションは、なぜ変わる?

 

芝の状態、天気、来場者数によって、ほぼ毎日ピンポジションは変えられています。その日のカップの位置を決めることを「ピンを切る」と呼び、グリーンキーパーさんが、ホールカッターという道具でグリーンに穴を開けます。それによって「ピンポジションシート(ピンシート)」が決定されます。ピンの位置を変えることの目的は、グリーンの保護、そしてプレーヤーに飽きさせないためとも言われています。

 

 

ピンポジションによって、ゴルフは面白くなる

 

コースデザインや天候の影響などでピンポジションが変わることで、プレイヤーにチャレンジを提供しています。グリーンの大きさは、概ね縦・横 25 ~ 35 ヤードのことが多いですが、中には20ヤードを切る小さいグリーン、奥行きが40ヤードを超える大きなグリーンもあります。ピンが前の方にあるとグリーンにボールを運びやすくなり、奥の方にあれば、距離感をつかむことが難しくなります。ピンピジションが奥か手前かでは、使うクラブが2〜3番手違ってくることもあり、ゴルファーは、その日のピンポジションによって戦略を立てる必要が出てきます。それによって攻略すること、挑むことが楽しく面白くなるというわけです。

 

 

画像:iStock

 

 

ピンポジションシート(ピンシート)

 

その日のピンシートは、フロントで配布されていたり、キャディさんが持っています。セルフプレーの場合は、カートのハンドルについている場合があります。簡易的なものは、図1のように大まかなもので、図2のように、フロントエッジから ピンまでの距離、グリーンの左または 右のエッジからピンまでの距離が記載され、1枚のシートに18ホール分が表示されているものがあります。最近では、ゴルフカートにGPSが搭載されていたり、今日のピンポジがわかるアプリなどもあるので、活用してみてください。

 

図1 図2

 

 

 

ピンポジションをうまく活用するコツ

 

 

ピンが手前にある場合
精密なアプローチショットのスキルが必要になってきます。一気にピンに近づけようとすると、手前が狭くなりミスの原因になりがち。グリーンのセンターを狙って2パットを狙うのが確実です。

 

ピンが奥にある場合
ボールを遠くに飛ばすスキルが必要です。グリーンの手前からセンターを狙う方が確実です。

 

※初心者は、ピンが手前でも奥でもとにかくグリーンのセンターに乗せることを目標にしましょう。

 

 

距離によって、ウェッジとアイアンの使い分け、クラブの番手による自分のキャリーを把握しておくことも鍵になります。グリーン左右の障害物や傾斜も考慮する必要があるので、ピンポジションを研究することは、スコアアップに不可欠。戦略的にラウンドすることがゴルフを面白くし、上達が益々楽しみになってきます。

 

 

画像:iStock

 

 

ピンポジションに関するマナー

 

プレーヤー全員のボールがグリーンに乗るとパッティングになりますが、ピンポジションに一番近いプレイヤーがピンを抜くことがマナーです。ピンを抜く際には、必ずボールが当たらないような場所に置いておく必要があります。置いてあるピンにプレイヤーのボールが当たってしまうと、ルール違反となりペナルティが発生してしまうので注意しましょう。

 

 

 

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