世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,15 樋口久子
ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言
ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?
ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。
第15回は、
女子プロ第1号から、ゴルフの伝道師へ。海外女子ツアーの先駆者
樋口 久子
長年すごくいい成績を残してきた選手が共通して言っているのは
『あまり考えすぎないで練習して、あとは無駄な知識を排除してシンプルにできるか』ということ。
(出典:岡上貞夫 ゴルフは名言でうまくなる)
★樋口 久子(ひぐちひさこ)
出身:埼玉県川越市
生年月日:1945年10月13日 (年齢 75歳)
出典:Amazon
- ISBN-10 : 4532176255
- ISBN-13 : 978-4532176259
- 出版社 : 日本経済新聞出版 (2017/10/19)
現役時代「チャコ」の愛称で親しまれた樋口久子は、埼玉県川越市で生まれました。中学校時代までは陸上競技選手でしたが、高校時代に実姉が勤務していた東急砧ゴルフ場で中村寅吉を知り、ゴルフへの関心を深めます。高校卒業後中村氏に弟子入りし、川越カントリークラブで練習場のスタッフとして勤務する傍らプロ選手としての下積み生活を送ります。1967年に第1期女子プロテストに合格し、日本人女子選手として初めてプロゴルファーとなりました。
その後、本格的に米女子ツアーへ参戦・優勝。前人未到の賞金女王11回獲得。通算72勝など、日本女子ゴルフ界発展の礎を築き、世界のトッププロとなります。国内69勝、海外では1977年に日本人唯一のメジャー大会制覇となる「全米女子プロ」を含む3勝を挙げ金字塔を打ちたてます。まさに、日本女子ゴルフ界を牽引したレジェンド。2003年には生涯業績部門でアジア人としては男女通じて初めてとなる世界ゴルフ殿堂入りを果たすなど、その功績は日本のみならず海外からも高く評価されています。