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世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,47 リー・トレビノ

 

 

 

ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言

 

ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?

 

ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。

 

 

 

第47回は、

 

メキシコ系アメリカ人の象徴

 

★リー・トレビノ

Lee Trevino

 

出身:アメリカ合衆国 テキサス州 ダラス
生年月日:1939年12月1日 (年齢 83歳)

 

 


ゴルフは恋愛みたいなもの。

 

とことん真剣にならなければ、面白くない。

 

そして本気で真剣になれば、心は千千乱れ、かきむしられる。


 

 

 

 

Legends of Golf in Savannah, GA April 19, 2010

画像:Wikipedia

 

 

メキシコ国境に近い、テキサス州エルパソの極貧家庭に育ち、家計を助けるため、5歳の時から綿農場で働き始めたいうリー・トレビノ。ゴルフのきっかけは、叔父が1本の古いゴルフクラブと幾つかのボールを与えてくれたこと。靴磨きもしながらキャディを務め、学校は14歳で辞めた。

 

17歳の時にアメリカ海兵隊に入隊。軍隊生活は、海兵隊士官とのゴルフに費やされたという。退役後、トレビノは地元でクラブ専属プロになるも、賭けゴルフで臨時収入を得ることも。

1967年からPGAツアーに参戦。かなり苦労した極貧時代を経たトレビノは、1968年には、帝王ニクラウスを破って全米オープンに優勝し、いきなりトッププロに。全米オープン2勝、全英オープン2勝、全米プロも制している。ツアーは27勝。

1975年のウェスタン・オープンで、天候不良の中断中に、キャディバッグに寄り掛かってくつろいでいたところ、落雷に遭い脊椎を損傷。生死を彷徨うような負傷から、見事に復活。1980年のマーク・マコーマックのワールドゴルフランキングではトム・ワトソンに次いで2位にランクされ、1984年の全米プロゴルフ選手権で44歳にしてメジャー6勝目を飾った。その不屈の精神を讃え、「スーパーメックス」、「メリー・メックス」と呼ばれている。

  • 1981年世界ゴルフ殿堂入り。
  • 2000年、『ゴルフダイジェスト』誌による古今の偉大なゴルファーの14番目にランクされた。

 

 

 

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