世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,49 ディック・メイヤー
ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言
ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?
ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。
第49回は、
1957年の全米オープン優勝者の名言
スイングのセオリー
★ディック・メイヤー
Dick Mayer
出身:アメリカ合衆国・コネチカット州スタンフォード
生年月日:1924年8月28日
没年月日:1989年6月2日(享年64歳)
バック・スイングで体重が右足に移動するのは
腰と肩が右に回転するからであって、
腰と肩が右に移動するからではないのだ。
メイヤーは 1953 年から 1965 年にかけて PGA ツアーで 通算7 回優勝したプロゴルファーです。コネチカット州スタンフォードで生まれ、ゴルフは、ニューヨーク市郊外のウィングド フットゴルフクラブで、有名なプレーヤーで教師でもあったクロード ハーモンに弟子入りしたことから始まります。
1954 年の全米オープンではメイヤーが優勝するところでしたが、最終ホールでなんとトリプルボギーを叩いてしまったため、エド・ファーゴルが優勝し、2打差の3位タイとなりました。
メイヤーは1957年、インバネス・クラブで行われた全米オープンの規定72ホールをディフェンディング・チャンピオンのケーリー・ミドルコフと同点で終え、18ホールのプレーオフで72対79で勝利。その時の賞金は7,200ドルでした。その後、世界ゴルフ選手権で 50,000 ドルを獲得し、賞金 65,835 ドルで PGA ツアー賞金リストのトップとなり、PGA 年間最優秀選手賞も受賞しています。
1957年のライダーカップチームでも活躍したプロゴルファーでしたが、現役時からアルコール依存症との闘いのでもあり、カリフォルニア州パームスプリングスで死去。64歳でした。