夏ゴルフ!カッコよくハーフパンツを活用したいけど【これはマナー的にOK?NG?】
暑い季節のゴルフには、涼しくて見た目もカッコいいハーフパンツを活用したいですね。格式高い高級なコースを利用しないかぎり、ハーフパンツでプレーできますが、多少のドレスコードはあります。今回は、ハーフパンツスタイルについてお届けします。OK、NGを抑えて、スタイリッシュな夏ゴルフを楽しみましょう。
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ゴルフには、ドレスコードやマナーがある紳士淑女のスポーツということは、誰もがご存知のことですが、気温が高い6~8月の間はジャケットの着用など、ドレスコードを緩めるゴルフ場も増えています。
ゴルフ界でもクールビズ!ということで、ハーフパンツのゴルファーを見かけ、カッコいいなと思う方もいるでしょう。ですが、どこまでOK? 心配なくハーフパンツスタイルを楽しめるよう、マナーとルールを知っておきましょう。
着用タイミング
プレー中のハーフパンツはOKだけど、「入退場時のハーフパンツはNG」の場合があります。クラブハウスでは、ロングパンツ、ジャケットを着用をルールとしている所もあります。コースに出る前にハーフパンツに着替えてプレーし、終了後には、ロングパンツに着替えれば、クラブハウスで肩身の狭い思いをすることはありません。時にハーフパンツにジャケットという方がいますが「それはありなの?」と周りから見ても違和感があり、余程着こなしに自信があるおしゃれさん、スタイルの良さであれば、かっこいいかもしれませんが、面倒ということでのとりあえず感は、アンバランスになりダサい感につながりがちです。クラブハウスでは、ロングパンツ+ジャケットが基本と心得て、面倒でも着替えましょう。
ハーフパンツの丈
ハーフパンツ=膝前後くらいのイメージの方が多いと思いますが、マナーレベルではなくルールとして丈の長さまできっちり規定されているゴルフ場もあります。コースに出る時は、いわゆる短パン・ショートパンツ、7分丈のクロップドパンツはカジュアルになりますので、やめておきましょう。膝丈前後のハーフパンツをOKとしている所がほとんどです。
基本的にシャツイン
ハーフパンツには、ウエストゴムタイプとベルトタイプの物があります。ゴムタイプは、窮屈感がなく楽。ゴルフ以外にも活用できて便利ですが、シャツインするとちょっと微妙でセンスを問われる物でもあります。ゴルフ場によっては、ハーフパンツOKの場合でも、基本的にシャツイン、ベルトの着用をルールとしているところもあります。ハーフパンツでもきちんと感があれば、悩む必要がなくなります。
また、シャツの丈が短い場合には、ショットの際に裾が出てきてしまうことがありますので、出たら入れなおすのがマナーです。
どうする靴下
ハーフパンツ着用の際、悩みの元になるのが靴下。靴下の長さによっても、見た目が変わってくるのですが、ハーフパンツの際はハイソックス着用をルールとしているゴルフ場もあります。伝統を重んじるゴルフ場のルールのようですが、暑さを軽減するためのハーフパンツなのに、ハイソックスを履かないといけないのであれば、ちょっと残念な気もします。伝統的で高級なゴルフ場では、やはりスラックスでプレーする方がかえってスマートなのかもしれません。ハーフパンツには、ショートソックスの方が合わせやすいと思いますが、「くるぶしが見えてはいけない」などのルールがある場合があります。浅履きすぎるソックスは、靴下を履いてない、素足に見えるのはエレガントさに欠けるのでNGなのです。くるぶし隠れるスニーカーソックスくらいにしましょう。
ハーフパンツの選び方
・ストレッチ素材で動きやすいもの
・通気性があり、吸汗速乾性のある素材
・UVカット、防汚加工があればなおよし
膝下になると、スタイリッシュ感に欠けます。選ぶ時には、膝より少し上の丈を選びましょう。シンプルでベーシックなカラーのデザインを選べば普段使いにも活用でき、コーディネートにも困りません。逆に、ゴルフ場だからこそ、柄物やカラフルカラーなども違和感がなくなります。この夏、スタイリッシュにチャレンジするのも楽しいですね。好きなデザインを探しましょう。
ハーフパンツは、日焼けする、虫刺され、すね毛が見える、マナー違反の恐れがあるなどのデメリットもありますが、やはり、真夏は快適に過ごせて、スタイリッシュ。見た目も機能的にも爽快感があって、着用のメリットは沢山あります。ゴルフのマナーやルールは、学校校則のようにちょっと堅苦しいものもありますが、お客様の中には「あれはマナー違反だろう」と不愉快に思う人もいたり、ファッションの価値観、センスは様々。どんな人でも気持ちよくプレーできるよう、マナーとルールというのが必要不可欠。加減って難しいけれど、利用するゴルフ場の規定は確認し、それに沿った対応ができるというのも、大人の嗜みと言えるでしょう。