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自動化ゲートで、出入国審査がスピーディーになりました。

出国前に自動化ゲートの利用登録をしておけば、出入国審査場が混んでいても、自動化ゲートを使って、スムーズに出入国審査を行うことができることをご存じでしょうか。自動化ゲートは、パスポートと指紋の照合により、自動的に出入国審査を行うことができるシステムです。

 

画像:iStock

 

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1.「自動化ゲート」で空港での出入国手続がスムーズに

 

海外出張や海外旅行で出国するとき、帰国したときに必ず通らなければならない「出入国審査」。混み合う時期や時間帯は、出入国審査カウンターの前に、審査を受ける人たちの長い行列ができ、出入国審査を通るまでに時間がかかってしまうことが少なくありません。

こうした審査場の混雑を緩和するため、成田空港や羽田空港、中部空港、関西空港の出入国審査場に「自動化ゲート」が導入されているのをご存じでしょうか。

「自動化ゲート」は、パスポートと指紋の照合で本人確認を行い、自動的に出入国手続ができる「出入国管理システム」です。出国審査前に自動化ゲートの利用登録をしておけば、出入国審査場が混んでいるときでも、審査カウンターの長い列に並ばずに、自動化ゲートの専用レーンを使って、スムーズ&スピーディーに出入国審査の手続きを行うことができます。

 

 

◆2024.4月現在の設置空港

 

成田空港
第1ターミナル・第2ターミナルの各出国審査場・上陸審査場 (※成田空港の第3ターミナルには、自動化ゲートは設置されていません。)

 

羽田空港
第3ターミナルの各出国審査場・上陸審査場(※羽田空港の第2ターミナルには、自動化ゲートは設置されていません。)

 


中部空港
第1ターミナルの各出国審査場・上陸審査場(※中部空港の第2ターミナルには、自動化ゲートは設置されていません。)

 

関西空港
第1ターミナルビル・第2ターミナルビル(国際線)の各出国審査場・上陸審査場

 

 


2. フライト当日でも簡単な手続きで利用者登録が可能

 

自動化ゲートを利用するためには、出国審査をする前に、登録カウンターで自動化ゲートの利用者登録をすることが必要です。フライト当日でも簡単な手続きで利用者登録が可能です。

 

利用者登録ができるのは、有効なパスポートを持つ日本人、また、外国人のかたは再入国許可や、みなし再入国許可制度の対象となっているかたです。外国人のかたで、過去に利用者登録したかたでも、みなし再入国許可により出国するかたは、改めてみなし再入国許可に対応した利用者登録を行う必要があります。

 

 

<登録方法>

 

申請書に必要事項を記入します。

 

申請書とパスポート(※)を登録場所の担当者に提出します。

 

※外国人の場合は、再入国許可証明書や在留カードなどの提示が必要です。

 

専用の機器を使って、両手(人差し指)の指紋を登録します。

 

担当者から登録済みのスタンプが押されたパスポートを受け取ります。

 

 

 

※自動化ゲートの利用希望者登録の受付場所と時間については、こちらからご確認ください。

 

法務省 出入国在留管理庁 自動化ゲートの運用について(お知らせ)

 

 

 

3. 簡単な操作でスピーディーな出入国審査

 

利用者登録が完了したら、すぐに自動化ゲートを利用することができます。 自動化ゲートを使った出入国審査はとても簡単です。自動化ゲートの専用レーンに進んだら、ディスプレイの案内に従って簡易な操作をするだけです。

自動化ゲートを使った出入国審査では、パスポートの査証欄へのスタンプ(証印)が省略されますので、出張などで海外と日本との行き来が多い人は、パスポートの査証欄を増補する手間が省けるというメリットもあります。なお、スタンプ(証印)を希望する場合は、自動化ゲートの通過時に職員に申し出れば、 スタンプ(証印)を押してもらうことができます。

 

 

4. 一度登録すれば、パスポートの有効期限まで利用可能

 

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