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ゴルフのリクツ!! パターを知り、パッティング上手に!②

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ゴルフのリクツ!!2015年春シーズンは、パターを徹底解剖。パターの構造からみえてくるパッティングのコツまで、パターの特長を理解しましょう。

 

前回は、パターにつけられているロフト角の意味についてお話しています。(前回の内容はこちら

 

今回は、ロフト角がつけられていることで、起こるボールの動きについて、お話します。

 

テーマは、◆空白の時間、無回転するボール。その影響とは?◆です。

 

(1)「ほどなく」という空白の時間

ロフト角のよって斜め上方に打ち出されたボールは、ほどなくボールは順回転をします。 (もちろん、それは正しくボールを打ち出した場合です。) ここでポイントになるのは、「ほどなく」というわずかな時間です。この時間、ボールはどのような動きをしているのでしょうか。

201507

(2)無回転ボール 順回転をボールがはじめるまでの空白の時間。

この間、ボールは回転をしていません。回転していないボール。野球で言えば、ナックルボールのような状態です。

 

(3)ゆれるボール

ナックルボール状態になった無回転ボールは、空気の壁にぶつかります。回転のないボールは推進力が弱いため、空気の壁に抗うことが難しくなります。ナックルボールが、上下左右に揺れるように、無回転ボールは、「わずかな」時間ですが、ボールはゆれ始めるのです。その「ゆれ」が問題を引き起こします。

 

(4)ゆれるリスク

ボールがゆれることは、まずボールがまっすぐ進みません。正しく、パッティングして打ち出されていても、ボールの順回転をする力に大きく影響をあたえています。この「ゆれ」によって、ボールはわずかではありますが、

 

①順回転の方向への力

②ゆれの方向の力

の2つの力の合力になっていまいます。

 

その微妙な複合的な力を受けたボールは、着地したとき、さらに大きな問題を生じさせます。それは、跳ねる方向です。

「ゆれ」の方向が予測が難しいため、その影響を受けた力は、跳ねる段階でも予測を難しくします。つまり、跳ねる方向が、安定しなくなるのです。

 

ですから、パッテにィングにおいて、無回転の時間はできるだけ減らすようにすべきなのです。

 

無回転状態の長短はなぜうまれるのでしょうか?それは、次回お話します。

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