ゴルフのリクツ!! 2014/08/20
ゴルフのリクツ!!ドロー、フェードに挑戦!(終)
ゴルフのリクツ!!の2014年の春シーズンは、ドロー、フェードに挑戦!を連載してきました。
前回は、フェードボールの打ち方を中心にポイントをまとめました。(前回の内容はこちら)。
シリーズ最終回の今回は、これまでお話してきたことをまとめます。
左、右に曲げるドロー、フェードボールは高さのコントロールとセットで効果を発揮します。
ですから、高さと左右の考えを整理しておきましょう。
(1)高さのコントロール
高さをコントロールするための要素は、ボールを置く位置でした。ボールを左側にセットすると、ロフト角が立ってくるので、ボールは高く上がります。
一方、ボールを右側にセットすると、ロフト角が寝てくるのでボールは低くなります。
(2)左右のコントロール
フェード・ドローをコントロールする要素は、「体の向き(アライメント)」と「フェース」です。
体を左に向けてフェースを閉じるとドロー、体を右に向けて「フェース」を開くとフェードになります。
あと、今回は上級者向けにヘッドスピードについても言及します。
ヘッドスピードが速くなると高さが出て、スピン量が多くなり、より高く曲がりやすくなります。
また、一般にフェースが閉じるとスピン量が減り、フェースが開くとスピンは増えます。
ですから、 ドローボールをより高く曲げたい→ヘッドスピード速くするために強く振る。
という工夫が可能です。
高さと左右の組み合わせで、ショットの幅を増やしていきましょう。
ドロー、フェードは難しい仕組みで打とうとするとなかなかうまく出来ません。シンプルなルールで何度も反復練習して、精度を高めていきましょう。