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世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,32 エルスワース・バインズ

 

 

 

ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言

 

ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?

 

ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。

 

 

 

第32回は、

 

テニスのビッグタイトルを手にして、
絶頂期にゴルフに転向。

 

 

“異色のゴルファー”

 

エルスワース・バインズEllsworth Vines

 

 

出身:カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日:1911年9月28日 

没年月日:1994年3月17日(82歳)

 

 

 

ゴルフは学べば学ぶほど、悩めば悩むほど、

 

その世界が広くなっていく。

 

 

 

画像:wikipedia

 

 

バインズは元は、テニスでトップに上り詰めた才能豊かなプレイヤーでした。1930年代前半に活躍した選手で、1931年・1932年の全米選手権と1932年のウィンブルドン選手権男子シングルスで優勝し、4大大会で3勝を挙げます。アメリカの男子テニス選手として、ビル・チルデンやビル・ジョンストンの後に続く世代に位置しています。

 

バインズはテニス選手としての絶頂期、1930年代の終わり頃に、プロゴルファーに転向します。その後はゴルフの「ティーチング・プロ」として生計を立てています。バインズはゴルフでも1951年の全米プロゴルフ選手権でベスト4に進出するなど、好成績を収めています。

 

テニスからゴルフに転向した訳が、今回の名言にああります。
日本では、尾崎将司がプロ野球の世界からゴルフへ転向して成功したことが有名ですが、特定競技で極めた人物だからこそ、よりゴルフの世界に魅了され、広く深く、探究心が駆り立てられたのかもしれません。悩むことの楽しさを知ったとはいえ、転向後はどんな挫折や苦難があったことでしょう。趣味に留まらず、両競技で成功を収めた傑物の言葉には、ポジティブな好奇心と向き合う精神力が伺えます。

 

 

 

 

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