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世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,45 フランシス・ウィメット

 

 

 

ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言

 

ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?

 

ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。

 

 

 

第45回は、

 

アマチュアゴルフの父

 

★フランシス・ウィメット

Francis DeSales Ouimet

 

出身:アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ブルックライン
生年月日:1893年5月8日
没年月日:1967年9月2日

 

 


ゴルフほどごまかしやすい機会に恵まれたゲームはほかにない。

ゆえにまたゴルフほどその欺瞞(ぎまん)を

おかしたものが、はげしく軽蔑の眼で見られることも、

ほかのゲームに例を見ない。


 

 

 

1913年の全米オープンでのフランシス・ウィメット
画像:Wikimedia

 

 

 

フランシス・デサール・ウィメットは、球聖ボビー・ジョーンズと並ぶ偉大なアマチュアゴルファーです。1913年全米オープンで米国選手として初優勝。無名のアマから一躍国民的ヒーローになり、
しばしば「アマチュアゴルフの父」と呼ばれています。また、セントアンドリュースのロイヤルアンドエンシェントゴルフクラブ のキャプテンに英国人以外から初めて選出された人物でもあります。1974年に世界ゴルフ殿堂入りを果たしました。

今回、紹介した名言「ゴルフほどごまかしやすい機会に恵まれたゲームはほかにない。

ゆえにまたゴルフほどその欺瞞(ぎまん)をおかしたものが、はげしく軽蔑の眼で見られることも、ほかのゲームに例を見ない。」という名言は、1921年の著書「Golf Facts for Young Peaple」の中で、ウィメットが若者たちに向けたの言葉。

ゴルフは自らがレフリーとは言え、いつの時代にも不正やごまかしをする者はいます。ただ、それはいつか必ず誰かにバレて、さらに不正をした人物だと人に伝わります。ひどい軽蔑を受け、二度と一緒にプレーする者はいなくなるということです。「これくらいいいや」「ちょっとだけ」であっても、欺瞞の行為で、これほどまでに厳しい制裁を受けるスポーツは他にないということですね。スコアを誤魔化す者はゴルフを裏切った信頼できない者ということを、若者達にビシッと叩き込んだ名言であります。

 

 

 

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