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世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,52 オールド・トム・モリス

 

 

 

ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言

 

ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?

 

ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。

 

 

 

第52回は、

 

数々の名コースを造った「ゴルフの守護神」

 

★オールド・トム・モリス

Old Tom Morris

 

出身:スコットランド・セント・アンドリュース
生年月日:1821年6月16日
没年月日:1908年5月24日

 

 


  • 届かなければ、入らない。

 

 

 

 

画像:Wikipedia

 

 

「オールド・トム・モリス 」は、本名をトーマス・ミッチェル・モリスといい、スコットランドの人ゴルファーです。オールド・トムは、1821年、ゴルフ誕生の地として知られるスコットランドのファイフにあるセント・アンドルーズの地で生まれ、1908年そこで亡くなりました。息子の「ヤング・トム・モリス」もまたゴルファーです。

 

オールド・トムは、1860年の第1回全英オープンで準優勝し、その翌年以降、1867年までに4回の優勝。さらに、その後1868年から4回の優勝を重ねたのは、なんと息子のヤング・トム・モリス。優勝と準優勝を分け合ったことのある唯一の親子ゴルファーという記録もあります。オールド・トムの46歳での優勝は今でも最年長記録となり、75歳になっても全英オープンに出場しています。また、ゴルフ場の設計、グリーンキーピングの革新をもたらし、正しく、ゴルフの黎明期を支え、創ったレジェンドであります。

 

そんなレジェンドが残した言葉「Never up, never in(届かなければ入らない。)」は、あまりにも有名です。理屈としては当たり前ですが、ゴルファーなら意味深く受け取れるでしょう。弱気で打っても、届かなければ意味がなく、悔いも残りやすいですよね。

オールド・トム・モリスは、1976年に殿堂入り、今でも多くのゴルファーを惹きつけ、セントアンドリュース18番グリーン脇には、トム・モリスショップが現存しています。

 

 

 

 

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