世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,60 ジェローム・トラバース
ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言
ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?
ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。
第60回は、
アマチュア最高のゴルファー
★ジェローム・トラバース
Jerome Travers
出身:ニューヨーク
生年月日:1887年5月19日
没年月日:1951年3月29日(63歳)
ゴルフは両手のゲームであると同じぐらい頭のゲームでもある。
出典:Wikipedia
ジェローム・トラバースは、1900年代初頭の主要なアマチュアゴルファーの一人です。
ニューヨーク市で生まれたトラバースは、ニュージャージー州初の偉大なアマチュアゴルファーとみなされているだけでなく、ボビー・ジョーンズ以前の時代では最も優れたアメリカのアマチュアゴルファーと称されていました。
トラバースは、は1907年、1908年、1912年、1913年に全米アマチュアで優勝し、ニュージャージーアマチュアで3回、メトロポリタンアマチュア(ニューヨーク)で5回の優勝を果たしています。
当時最も優れたマッチプレーゴルファーの一人として、ウォルター・トラビスとのライバル関係は有名です。
1915年、トラバースはバルトゥスロールゴルフクラブで行われた全米オープンで優勝し、この大会で優勝した5人のアマチュア選手のうち2人目となります。そして、この最大の勝利によって、1913年のフランシス・ウィメットに次いで全米オープンで優勝した2人目のアマチュアとなりました。トラバースは、一度優勝すると二度とトーナメントに出場することはありませんでしたが、アマチュアとしての偉大な功績を讃えられ、1976 年には世界ゴルフ殿堂入りを果たしました。