鍛えるゴルフBRAIN!思考も対策も夏仕様
Cinnamon Hill Golf Course / MoreThanGolf
今月は、夏のゴルフの話をしよう。
ゴルフが100%アウトドアスポーツである以上、季節の変化に応じた対応力は必要不可欠である。夏に立ちはだかるスコアメイクの大きな壁。今回は3点に絞って考えてみよう。
(1)ラフ
たとえ手入れが行き届いているゴルフ場であったとしても、夏のラフは厳しい。もし野芝の部分にボールが落ちれば事実上の1ペナルティである。であるならばショットの方向性重視は絶対条件になる。特に第1打の落とし所は、細心の注意が必要だ。ミドル、ロングホールでは距離よりもフェアウエイキープである。
(2)グリーン
照りつける太陽で蒸発する水分。夏のグリーンは硬い。プロの大会ほどではないにしても高速グリーンは避けられないとみてよい。だからアプローチは、フェアウエイから高く、スピンのかかった球をしっかり打ちたい。その点でもショットの方向性重視は必要不可欠だ。また、ボールはグリーンセンターを狙って「2パット以内に」が目標だ。
(3)スタミナ
夏のラウンドの最大の問題点は、スタミナである。体力の消耗を最小限に抑え、途切れない集中力を確保しなければならない。昼休憩の栄養補給も重要なポイントになる。その際に牛乳をプラスすることを薦めたい。汗は血液中の水分を基につくられており、発汗による身体のダメージは造血能力の高い食品でカバーしたい。牛乳は造血作用が高く、栄養価も高いのでぜひ摂取しておきたい。
夏のゴルフで気をつけなければいけないことはまだあり、御住まいの地域やあなたの年齢や体力、コンディションによっても対策が必要なことがあるだろう。
ここで考えをまとめておきたい。夏用のゴルフに切り替える。このことは、ゴルフの思考力の強化の絶好の材料であるということだ。考える力によってゴルフは絶対にうまくなる。
あなた流の夏仕様のゴルフができるようになれば、周囲から一目置かれる存在になれるはずである。