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ラウンド前の効果的な練習【久しぶりのゴルフ】

感染リスクを避けるため、ゴルフに行く回数がすっかり減っていた方もいらっしゃるとこでしょう。気候も良くなり、ゴルフには最適なシーズンとなりましたが、期間が空いてしまって、ラウンドは久しぶり。元の感覚を取り戻せるのか!? 楽しみ半分、不安や緊張も感じるはず。焦りから練習に励みたくなるけれど、むやみに練習しても逆効果かも知れません。なるべくベストコンディションで臨むには? 久しぶりのラウンド前のポイントをお伝えします。

 

 

 

 

 

★★★

 

 

スイングのチェックや修正を行うのはやめよう。

 

久しぶりのゴルフとなると気合が入りすぎ、いつも以上にたくさんのクラブを打ち込んでしまいがち。特にクラブを使うとミスが起こりやすく、調子が上がらずムキになってしまうことが考えられます。
そうするとミスショットの不安が聞けないまま、ラウンドに出てしまうことになります。

 

 

 

短いクラブから初め短いクラブで終える

 

ラウンド直前の練習では打ちやすいアイアン7番・9番、ウェッジを中心にウォーミングアップ程度に留めておく事がベターです。

 

ティーショットに備え、ドライバーでも練習したいところですが、久しぶりのゴルフで力強く、大きく振りかぶる動作で筋肉は強い刺激を受け、縮んだままになってしまうので、あまりオススメはできません。筋肉痛になるほどの練習は避け、アイアンで練習した後、5球程度打ったら、ウェッジなど短いクラブで練習するのが理想的です。短いクラブでリズムよく打つことは、体をほぐすウォーミングアップになり、リラックスしてラウンドに臨む上でも効果的です。

 

 

 

画像:iStock

 

 

 

打つ球数は30球(1カゴ)程度

 

素振りやストレッチを織り交ぜながら、ウォーミングアップとして30球(1カゴ)程度で十分。
これ以上打ち込むと、ミスショットや調子のブレ、迷いが出てきて練習を追い込んでしまうことに。
結果、疲れや不安を残してしまうことになりかねません。直前の練習では球筋やミスの傾向をみておく程度でOKです。

 

 

 

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長時間のパッティング練習はNG

 

長い時間パッティング練習をしてしまうと、体が硬くなってしまいショットに悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。スタート直前の練習で、最初に10分ほど距離感をつかみ球筋を確認し、ショットの練習を挟んで、最後に5分ほどショートパットの練習で締めくくる程度にしましょう。

 

 

 

ラウンド前に必ずやるべきこと

 

 

たとえゴルフ場に練習場がなくてもできるのがストレッチ。練習ができる場合も必ずストレッチと素振りから始めましょう。カラダを大きく使った素振りをしたり、ストレッチを織り交ぜながら、ボールを打っていきます。硬い体でいきなりボールを打ってしまうと、ミスショットを出してしまうばかりか怪我の原因にもなってしまいます。

 

 

 

1. 肩甲骨のストレッチ

 

 

クラブを肩に担いで両手で端を持ち、上下に動かして肩甲骨を柔らかくします。
片手でクラブを持ち、前後に大きく回す動作を左右各10回ずつ行ってもいいでしょう。(周囲の人にクラブが当たらないよう注意してください!)

 

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2. 股関節のストレッチ

 

両足を大きく開いて膝の上に手を乗せます。この状態から右肩を下に押し込むように負荷をかけます。

左も同じように、左右共に10秒ずつ3回行いましょう。

 

 

3. 首のストレッチ

 

頭の上部、手と反対側の側面を抱え、ゆっくりと首を倒します。(右手だったら左側の頭部を押さえ、右に倒します。)10秒ほど静止したら、反対側も行います。

 

 

4. 屈伸運動

 

膝の曲げ伸ばし運動を5回ほど繰り返します。

 

 

 

久しぶりのラウンドであっても打ち込まない事が鉄則です。球筋の確認を目的とした練習を行うようにしましょう。ウォーミングアップと正しい練習でパフォーマンスを上げることは可能です。気持ちよくゴルフライフを再開させましょう!

 

 

 

 

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