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シーズン到来!【春風に負けずゴルフを楽しむポイント】

ゴルフは屋外のスポーツで広大なゴルフ場でプレーするため、密になりにくく、感染の危険性が比較的低いことから、コロナ禍でもゴルフを楽しんでいる方は多い傾向にあります。そして、待ちに待ったシーズンも到来!桜も咲き始め、体も動かしやすくなるので、伸び伸びとプレーしやすくなりますが…風も強い。今回は、春風に負けずゴルフを楽しむポイントをお伝えします。

 

 

 

 

 

★★★

 

 

春は風が強い季節。風自体は一方に吹いていても、コースの地形によって、山に当たって風の向きが変わったり、上空で巻いたりと、上級者でも風を読むが難しいと言われています。

 

風は、ボールの飛び方に大きく影響を及ぼします。番手を上げて、スピン量を減らすことで球の高さを抑え、低めに打つことで、風の影響を最小限に。打ち下ろすと、ボールの滞空時間が長くなり、風の影響を受けやすいことを覚えておきましょう。

 

 

◆目安となるクラブ選択

 

・アゲインスト(向かい風)で、飛距離−15Y
→2番手上げる

 

・フォロー(追い風)で+10Y
→1番手下げる

 

・横風 左右に10Y流されます。

 

 

 


◆風がある時のポイント

 

【ティーアップは気持ち低くセット】

 

低めにセットすれば、球の高さも抑えられます。技術があまりない初心者でも試しやすいのでおすすめ。

 

 

【ティーアップする位置】

 

左から風が吹いている時はティーイングエリアの右に。風が右から吹いていたらティーイングエリアの左にティーアップしましょう。

 

 

【ボールの位置】

 

フォロー(追い風)を利用したい場合は、左寄りにして、球を高めに。
アゲインスト(向かい風)の時は、ボールの位置は右寄りで低く強い球筋に。

 

 

 

◆風の読み方

 

 

画像:iStock

 

 

【周りの木々を見る】

 

 

周りの木々を見て、枝がなびいている方向で風の向きを確かめましょう。

特に、林間コースのティーグラウンドにおいては、上空で風が強いことも多々ありますので、体感に頼ると読み間違え、ミスショットになってしまう危険性が。きちんと自分の目で確かめてから、ショットに挑みましょう。

 

 

【ピンを観察しましょう】

 

 

グリーン付近で確認したいのは、ピンフラッグの動きです。フラッグの動きがあまりないようであれば、方向にだけ注意すればいいでしょう。

特に、球の落ち際では、ボールスピードがなくなってくるため、風の影響は大きくなります。そのため、グリーン周辺の風の方向は軽視してはいけません。

 

 

【芝を散らす】

 

プロがやっているのを目にする機会もあることでしょう。地面の芝をひとつまみして、パラパラと散らすと、風の吹いている方向を簡単に確認できます。

 

 

 

 

◆その他、春ゴルフの注意点

 

<ウエア>

 

風が強い日は、日差しがあっても体感的に寒さを感じます。暖かさも大事ですが、風を通さない素材を選ぶことが、中にきたウエアの暖かさを保てます。ウインドブレーカーを一枚持っていきましょう。

 

 

<芝>

 

春ゴルフでは、まだ冬のペタペタ芝と元気な芝が混在しています。グリーン周りでのザックリ、トップに注意しましょう。
左腕とシャフトを直線的に、ボールは右足親指前辺りに置くと、春芝でもヘッドが突っかかりにくくなります。右足を軽く後方に下げて、ややクローズのほうが目標ラインに沿ってクラブを上げやすくなります。

 

 

<花粉が舞う>

 

春は、花粉症の方には非常に辛い時期です。風の強い日は、花粉量も多くなり、風に乗って舞いますので、通常のマスクだけでは心もとないかも。フェイスカバーや花粉をガードできるサングラスなどで、大難は小難に。事前に内服や注射でコントロールしている人もいます。

 

 

<紫外線>

 

春はまだ日差しが弱いと感じても、紫外線量が増えてくる時期でもあり、うっかりすると日焼けしてたということになります。特に女性はうっかり焼けを防ぐため、十分なUVケアを行いましょう。日焼け止め、サングラス、サンバイザーなどをお忘れなく。

 

 

 

画像:iStock

 

 

 

ただでさえ思うようにいかないゴルフですが、風は必ずしも悪い影響ばかりではありません。フォローの風をうまく利用して、飛距離を伸ばすこともできます。どんな条件でも経験となることが、また上達への道でもあります。春風を感じて、心地よいゴルフができますように!

 

 

 

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