世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,34 石川遼
ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言
ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?
ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。
第34回は、
社会に旋風を巻き起こした“ハニカミ王子”
数々の史上最年少記録を打ち立てた
★石川遼
出身:埼玉県北葛飾郡松伏町
生年月日:1991年9月17日(30歳)
一番大事なのは自分のゴルフで目指しているものを
見失わないでやりつづけることですね。
出典:ハーフタイム
週刊ジュニアゴルフ教室 石川遼からの挑戦状 基礎トレーニング・レッスン編 [DVD]
画像引用:Amazon
6歳のとき、父に連れられて練習場に行ったことがきっかけでゴルフを始め、ジュニア時代から輝かしい成績をおさめる。
高校1年生だった2007年、初めて出場したプロトーナメント「マンシングウェアオープンKSBカップ」で、史上最年少の15歳8ヶ月で優勝を飾る。「ハニカミ王子」の愛称で一躍脚光を浴び、低迷していた男子ゴルフの人気のきっかけとなった。
翌2008年1月にプロ転向。プロ1年目の2008年は、11月に「マイナビABCチャンピオンシップ」でプロとして初優勝を果たすなど、賞金ランキングで5位に入り、1億円プレーヤーとなる。そして、プロ2年目の2009年、「マスターズ」などの海外トーナメントに出場。年間で4勝を挙げ1億8000万円を超える賞金を獲得、史上最年少での賞金王に輝く。
2010年5月には「中日クラウンズ」で優勝、最終日にマークしたスコア「58」が、「世界最少ストローク」としてギネスブックに正式に認定される。
2012年、「三井住友VISA太平洋マスターズ」で、2010年の同大会以来、2年ぶりのツアー優勝を飾り、史上最年少で通算10勝目を挙げた。同年、マスターズなど4大メジャーを含む世界最高峰の米国プロゴルフツアー・PGAツアーに18試合出場し、自身初のシード権を獲得。
2013年からは米国ツアーを主戦場に移し、二度2位を記録したが未勝利。2016年は腰の故障で半年近く戦線離脱し、2017年秋から再び国内を主戦場にした。
2019シーズン(日本プロ)は3年ぶりプレーオフを制して優勝し、その後「セガサミーカップ」最終戦の「日本シリーズ」で優勝。通算17勝目を飾り、生涯獲得賞金10億円突破を最年少で達成した。