世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,39 フレッド・カプルス
ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言
ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?
ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。
第39回は、
ゆっくりテークバック、リラックススイングを編み出した
歴戦の強者
★フレッド・カプルス(Fred Couples)
出身:アメリカ合衆国 ワシントン州 シアトル
生年月日:1959年10月3日〜
常に冒険的意識をもってワクワクしながら、次のシーンを楽しむ。
最高のストロークをしたなら結果がどうあれ、ネガティブに考えないこと。
画像:wikimedia
カプルスは父親の手ほどきでゴルフを始め、子供の頃から、年上の人々に負けない飛距離を得る為に、独特のゆるやかでリズミカルなスイングを身につけたといいます。1980年にプロ入り。ヒューストン大学を卒業し、1981年からアメリカPGAツアーのメンバーになりました。30歳の時にライダーズカップでアメリカ代表選手に初選出された以降、5回も代表選手として選ばれています。
PGAツアーでの初勝利は1983年の「ケンパー・オープン」。現在までにPGAツアー通算15勝を挙げており、うちメジャー大会は1勝。1992年の「マスターズ」でグリーンジャケットを獲得。2013年にはゴルフ殿堂入りを果たしています。
2022年10月、米シニアゴルフツアーSAS選手権では、自らの年齢63歳を3つ下回る60をマークして、エージシュートを達成したことも大きな話題になりました。12バーディー、ボギーなし。通算20アンダー196で2017年以来5年ぶりのツアー通算14勝目を挙げ、シニアツアーでの自己ベストを更新しています。
グローブをしないことでも有名なカプルス。これは、子供の頃、経済的に余裕がなくグローブが買えなかったからだとか。独特なスイング、飛距離の出るドローボールは、ゴルファーの憧れ。飛距離を出したい方は、カプルスのスイングを参考にしてみてはいかがでしょうか。