【プロのゴルフ観戦】異次元のショットを見に行こう!
オリンピックも開催された夏があっという間に過ぎ去ろうとしています。松山選手の銅メダル獲得に興奮した方も多いでしょう。五輪の男子ゴルフ史上初の表彰台、感動しましたね。改めて、プロのツアーを生で観てみたいと思った方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、ゴルフ観戦のマナーや、観戦のポイントをお伝えいたします。テレビで見るのとははるかに違う異次元のショットを観にいってみましょう。
★★★
||チケット||
大会が開催される約2か月くらい前から、前売り券が発売されます。以下のような購入方法があります。
ネットで購入する
コンビニの端末で購入する
チケット取扱店で購入する
会場で当日券を購入する
人気のプロが出るツアーや決勝などは、当日券はさすがに厳しいでしょう。事前にスケジュールを確認し、前売りを購入するのが確実です。
料金は、平均的に3000円くらいからですが、メジャー大会、決勝などは通常よりも高くなります。
||服装や持ち物||
◆ポイントは、1日中屋外。たくさん歩くということ。
ギャラリーは、フェアウェイを歩くことができません。ラフや林の中を移動することになりますので、快適で動きやすい服装、疲れにくい靴を選びましょう。
ジャケットや襟付きシャツなど、基本的にドレスコードは不要とラフな場合が多いです。かなり歩くことを考えると、動きやすい服装がおすすめ。いつものゴルフウエアだと間違い無いですね。シャツとハーフパンツでもOKとしている大会もあります。靴はスニーカーがおすすめですが、芝を傷つけてしまうため、ヒールはNGです。大会によっては紳士・淑女らしい服装を求められることもありますので、格式高い試合を観戦する場合は、事前に大会HPで、ドレスコードを確認しましょう。
◆持ち物&あると便利
ほぼ1日中、外にいることになりますので飲み物は必須です。他には、日差しを防ぐのはもちろん、林の中で枝が刺さらないよう帽子やサンバイザー、サングラスも必要です。あると便利なのが、折りたたみ式の椅子やビニールシート。移動と待ち時間の繰り返しの際、折りたたみの椅子があると休憩に使えます。多くのギャラリーが集まる大会では、立ち位置が後ろになった場合に脚立があると観やすくなります。
ただし、1日中歩いて移動をしますので、あまりにも大荷物は負担になります。両手が空くようリュックサックを使ったり、登山・キャンプ用のグッズは軽くて機能性が高いので、取り入れやすいかもしれません。暑さ寒さ対策では、クーリングできるものやポケットカイロがあるといいでしょう。
コース内での飲食は禁止されています。小腹が空いた時用のおやつを持っていく場合は、決められた所で食べましょう。お菓子を開封する時もカサカサ音がしますので、ご注意を。
◆花粉症、虫刺されグッズ
選手がショットの動作に入った後のくしゃみはマナー違反になってしまいます。我慢しようにもできない場合もありますので、花粉対策は必要ですね。虫刺されのかゆみも耐え難いものがありますので、痒み止めは持っていった方がいいでしょう。
||観戦のコツ||
◆会場に着いたら
入場ゲートで配布されるペアリング、タイムスケジュールを見て、お目当ての選手のスタート時刻・スタートホールを確認しておきましょう。またコースガイドを見て、観戦ルートを決めておくと、効率よくプレーをみることができます。
◆観戦ポイント
好きな選手のプレーを間近で見られることは、まさに観戦の醍醐味です。お目当ての選手が一人であれば、一緒に移動します。いろんな位置、角度から、さまざまなショットを観てみましょう。少し先回りをして、観戦位置を確保し、選手の後ろから見ると、プロの弾道を観ることができるのでオススメです。特にチャンスホールとなるパー3の弾道は、見逃すべからず。
観戦初心者は、グリーン付近がおすすめ、飛んでくる球筋が見え、アプローチではプロの技や読みを堪能できます。スコアを争っているパットやロングパットなど見応えもあります。
◆練習場もチェック!
選手がどんな練習をしているかを見るのは、大会観戦の大きなメリットです。選手たちの表情にも注目。試合前には緊張感とプロの迫力が伝わってくるでしょう。試合後にはリラックスし選手同士で話している姿を見かけることもあります。
||マナーや注意点||
◆「Quiet Please」「お静かに」
選手がアドレスに入ったら、「Quiet Please」「お静かに」のボードが上がります。話す、動くを止め、物音を立てないようにします。外側で移動中の時にも一旦止まり、ショットを待ちましょう。素晴らしいショットの時には惜しみない拍手を。
◆写真・動画撮影はNG
日本のプロゴルフツアーの観戦は、女子も男子も選手の写真撮影が禁止されています。間近で見られると写真に納めたくなりますが、隠れてこっそりもNGです。肖像権を冒すことになりますし、シャッター音やフラッシュなどもってのほか。選手の集中を切らす行動は厳禁です。大会スタッフに注意されると恥ずかしい思いをしますし、周りの人をも不快な気持ちにさせてしまいます。間近で見れるせっかくの機会です。目に焼き付けて帰りましょう。プレー前、プレー中に選手に声をかけたり触れたりも当然NGです!
◆エリア内に入らない。ボールにさわらない
ロープで観戦エリアは仕切られてはいますが、コースの一部ですので、ボールが近くまで転がってきたり飛んでくることもあります。もちろんお分かりかと思いますが、エリア内に入ったり、ボールに触れてはいけません。重大なマナー違反となります。そして、プロの試合とは言えOBはあります。「ファー」が聞こえたら頭上にも気をつけてください。
◆大会スタッフの指示に従う
お気に入りの選手を追いかけ、夢中になってむやみに移動するのもNG。コースを横断する場合は「クロスウェイ」と呼ばれる指定ルートを通りましょう。素晴らしい大会となるにはギャラリーの協力が必要です。選手たちの集中を切らさないようにすることも、盛り上げるも大事。大会スタップの指示に従うもマナーのひとつです。
||2024年内ツアースケジュール||
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日本ゴルフツアー機構