ゴルファー必見。 お役立ち情報!

【年末年始の体調不良】救急車を呼ぶべき?迷ったら「#7119」に相談

思わぬケガや体調不良が増える年末年始。救急搬送は普段の10倍以上にもなると言います。救急車不足や本当に必要な人にリソースが届くよう、「すぐに病院に行った方がよいか」「救急車を呼ぶべきか」迷う時の相談窓口#7119を知っておきましょう。「どうしていいかわからない。」その気持ちは相談すべきサインです。

 

 

画像:iStock

 

 

★★★

 

 

 

年末年始は、多くの医療機関が休診になり、救急医療の需要が高まる時期となります。クリスマスからお正月にかけての長期休暇中は「休日急患診療所」や「夜間救急外来」などが対応するものの、診察体制そのものが平常時より縮小される地域も多く、結果として救急車の出動件数が増える傾向があります。

 

特に高齢者の転倒やインフルエンザ、ヒートショックなど冬季特有の救急要請も重なり、搬送困難事案や受け入れ先探しに時間を要するケースが報告されています。年末年始における救急搬送の困難事案は過去最多を更新した地域もあり、119番通報が集中しやすい状況です。

 

こうした背景から、119番で救急車を呼ぶべきかどうかを迷う場面も増えるのが実情です。一般的に119番は「命に関わる緊急時」にかけるのが原則で、意識消失・激しい胸の痛み・呼吸困難などがある場合は、迷わず通報することが大切です。一方で、「急ぎではあるけれど、命の危険は感じられない症状」については、休日の「救急相談センター(#7119)」などで専門スタッフに相談し、適切な対応を判断する場合もあります。これにより、救急車不足や本当に必要な人にリソースが届くことにもつながります。

 

年末年始の救急搬送の現状を知り、迷った時の判断基準を持っておくことは、あなた自身や周囲の人の安心につながります。

 

 

 

 

*救急車を呼ぶか迷ったら*

 

「#7119」「#8000」ってなに?

体調が急に悪くなった時、
「救急車を呼ぶほど?」
「でも、このまま様子を見て大丈夫?」
そんな風に迷うことは、誰にでもあります。
こんな時に頼って欲しいのが、電話相談窓口です。

 

 

#7119(救急相談窓口)
大人も子どもも利用できる相談ダイヤルです。

 

・救急車を呼ぶべきか迷った時

 

・今すぐ病院に行った方がいいかを知りたい時

 

・夜間や休日で、どこに相談すればいいかわからない時

 

 

医師や看護師などの医療の専門家が、症状を聞いてアドバイスをしてくれます。
「今すぐ救急車を呼んでください。」
「今は、様子を見て大丈夫です。」
「この診療科を受診してください。」
など、状況に応じて判断の手助け、指示をしてくれます。

※対応時間や体制は、地域によって異なります。


 

 

◆#8000(子ども医療電話相談)

15歳未満のお子さん専用の相談ダイヤルです。

 

・夜中に急に熱が上がった

 

・急に咳がひどくなった

 

・泣き止まない、様子がいつもと違う

 

こんな時に、小児科の医師や看護師が、「朝まで様子を見ていいか」「すぐに受診が必要か」を、保護者の気持ちに寄り添いながら一緒に考えてくれます。特に年末年始や夜間など、「病院が開いてない」「判断が難しい」時間帯に、とても心強い存在となります。

 

 

◆迷ったら、まず「相談」

 

「どうしていいかわからない」

その気持ちこそ、相談するべきサインです。

 

年末年始や夜間など、医療機関が限られる時期だからこそ、
一人で抱え込まず、相談できる選択肢があることを、ぜひ覚えておいてください。

 

 

*救急車利用リーフレットを活用して*

 

いざという時には誰もが動揺し、余裕がなくなってしまうものです。では、本当に救急車を呼ぶべき症状とはどのようなものでしょう。総務省・消防庁の「救急車利用リーフレット」は、イラストを用いて、誰が見てもポイントがわかりやすく、ガイドに沿って救急車を呼ぶべきか判断できます。また、付帯資料では救急車が来るまでに用意しておくこと、119番に電話をしたら聞かれることなどが書かれています。いざという時には、このガイドに沿って慌てずにすむかと思います。こちらにも画像を貼っておきますが、ダウンロードして、ご家庭、職場に保管しておくことをお勧めします。

 

 

ダウンロードはこちらから
総務省・消防庁 救急お役立ちポータルサイト

 

 

◆高齢者版

 

 

 

 

◆成人版

 

 

 

 

◆子供版

 

 

 

 

◆付帯資料①

 

 


◆付帯資料②

 

 

 

 

【関連キーワード】