ゴルファー必見。 お役立ち情報!

Amazing Golf Shots!【今月のレジェンド】No,5 ウッディ・オースティン

 

 

 

レジェンドたちは、ピンチをチャンスに変える力を持っている。

 

ピンチは誰にでも訪れます。一瞬もうダメだと思うような出来事が起きた時、その時こそ自分との闘いになります。ゴルフのみならず勝負の時には、わずかな時間での気持ちの切り替えが迫られたり、決断と実行力が問われるもの。それを可能にするのは、日頃の鍛錬のみならず、経験から得た知恵と技、そして胆力が必要です。さらにレジェンドたちは、誰にも想像できない方法でリカバリーできるクリエイティブな想像力で、ギャラリーを熱狂へと誘います。

 

 

このコーナーでは、運をも味方につけ、感動のスーパーショットを見せてくれたレジェンドたちの動画を紹介します。見る側にもアメージングな体験を与える渾身のショット。そして時に「どうしてそうなった?」ゴルフにおける珍プレーもお送りします。レジェンドたちのピンチを乗り越える精神力を励みにしてみましょう。ビジネスでもプライベートでも、あなたにも「ミラクル」は起こせます。

 

 

 

第5回は、
プレジデンツ史上最大級の珍プレー!
以降「アクアマン」の愛称で親しまれた

 

 

★ウッディ・オースティン

Woody Austin

 

出身:アメリカ合衆国・フロリダ州タンパ
生年月日:1964年1月27日-

 

 

2007年、自身初となるプレジデンツカップのロイヤル・モントリオール大会に出場したウッディ・オースティンは、この時43歳。この大会で最も記憶に残る選手となりました。

 

2日目のフォーボールセッション中、オースティンは14番ホールのグリーンサイドの池に沈んだライからボールを打つことになります。ところが、フォロースルーでバランスを崩し、なんと!事もあろうか、顔から池にボチャ!!と落ちてしまうコントのようなシーンになってしまったのです。

 

しかし、ここからは意地を見せるメンタルの強さ!

その日の午後、オースティンは8つのバーディーを奪い、パートナーのデビッド・トムズをトレバー・イメルマンとロリー・サバティーニに並ばせたのです。

 

バーディパットを決めた直後、感情を爆発させて自ら池に飛び込むパフォーマンスをし、観客を沸かせました。それが話題となり、「アクアマン」の愛称で親しまれるようになりました。さらに翌日には、ゴーグルをつけて14番ティーに登場。観客に大きな笑いと拍手を呼ぶお笑いパフォーマンスまで披露。
PGAツアーは、この出来事を、プレジデンツカップ史上、「最も象徴的な瞬間」のひとつと呼んでいます。

 

オースティンは、堅実なショットとエンターテイメント性を兼ね備えた個性的なゴルファーです。長いキャリアを通じて、計8勝(PGAツアー+シニアツアー)を挙げ、トップ10にも50回以上入っています。また、賞金総額は1,600万ドル超。現時点で61歳になる今もPGAツアーチャンピオンズで活躍を続けています。

 

華麗なる珍事をご覧ください。

 

 

PGA TOUR

Presidents Cup Moments: Woody Austin in 2007

 

【関連キーワード】