ゴルファー必見。 お役立ち情報!

Category: ゴルファーニュース


結果発表!「教えてください!2013年の決意!」

12月号のアンケート「教えてください!来年への決意!」へのたくさんのご回答ありがとうございました。
アンケートにご回答くださった読者様の一部を掲載いたします。

Swing into spring — golfers hit greens during Spring Invitational / Fort Rucker

こう様(大阪府 30代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ ドロー・フェードの打ち分け
≪継続してチャレンジしたいこと≫ ウォーキングの継続

pee様(北海道 男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ 足腰を鍛える
≪継続してチャレンジしたいこと≫ 毎日クラブを握る

ぴぐもん様(千葉県 女性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ ラウンドレッスンを受ける
≪継続してチャレンジしたいこと≫ 月に2回以上はラウンドする

KeiTai様(大阪府 50代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ ラウンドレッスン
≪継続してチャレンジしたいこと≫ ゴルフ場では歩く

マッチャン様(長崎県 50代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ ホームコースの公式戦に出場
≪継続してチャレンジしたいこと≫ 体調管理

ふくちゃん様(埼玉県 50代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ フェアウエーウッドの猛練習
≪継続してチャレンジしたいこと≫ ウォーキング週2回への挑戦

ボギーパパ様(青森県 60代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ ウォーキング(体力の維持)
≪継続してチャレンジしたいこと≫ バンカー練習

asa様(東京都 60代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ アイアンの飛距離を伸ばす
≪継続してチャレンジしたいこと≫ ドライバーの安定

なおなお様(愛知県 40代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ 朝のウォーキング
≪継続してチャレンジしたいこと≫ ゴルフのレッスン

sho様(宮城県 70代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ ―
≪継続してチャレンジしたいこと≫ 腹筋強化、腕力強化

バフィー様(埼玉県 50代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ 歩く
≪継続してチャレンジしたいこと≫ パターの練習

terboh様(大阪府 男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ ゴルフスクール入会
≪継続してチャレンジしたいこと≫ ウォーキング

Stuttgart1900様(神奈川県 40代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ ゴルフレッスンを受ける
≪継続してチャレンジしたいこと≫ 毎週練習を欠かさない

だんご様(東京都 40代男性)
≪新たにやってみたいチャレンジ≫ ゴルフレッスンを受ける。
≪継続してチャレンジしたいこと≫ ―

(編集部より)
今月もたくさんのご回答ありがとうございました。新たにやってみたいチャレンジでは、レッスンやスクールなど教わることへ意欲的な方が多かった印象です。ティーチングプロからのアドバイスを積極的に受け、スコアアップへとつなげたいという目的が感じられます。継続してチャレンジしたいことは、体力の維持管理に関するものや具体的なスキル向上への取り組みなど、幅広いご意見を頂きました。みなさんのはっきりした目的意識とその高さを感じました。

今月のアンケートは「教えてください!プロに学ぶポイント!」です。あなたが普段、参考にしているプロゴルファーやその技術を教えてください! こちらからご参加いただけます。

YAMAHA。技術で勝って、ビジネスも勝て!


2012年は、「ヤマハ」のシーズンだった。同社と契約する賞金王、藤田寛之プロと谷口徹プロが大活躍。技術に一家言ある2人のプロが愛用するクラブ。職人気質のメーカーの努力が結実したシーズンでもあった。しかし、ビジネスとしてヤマハを見ると、脆さが気になるメーカーでもある。好きなメーカーだけに残念だ。ビジネスとしてのヤマハの課題は、現在多くの日本の製造業が抱える課題でもありそうだ。

「ヤマハは嫌いだ」と口にするゴルファーにあまりお目にかかったことがない。たぶんあなた自身もあなたの周辺のゴルファーも同じだろう。職人気質を好む日本人にとって、技術に徹底的にこだわるヤマハのメーカーとしての姿勢は、シンパシーを感じるに値するメーカーなのだ。ヤマハが「機会があれば」チャレンジしたいメーカーの一つであることは、間違いないだろう。

では、あなたのゴルフクラブセットの中に、ヤマハのクラブは入っているだろうか?

「イエス」と答えたゴルファーは、きっとそれなりに満足しているはずだ。ヤマハの製品は、それくらいの実力がある。「ノー」と答えたゴルファーの理由の大半は、「まだ、ヤマハを手にしてみようという気にならない」ということだろう。国内2強のD社、B社を愛用しているゴルファーならば尚のことだ。言い換えると、ヤマハは潜在的な市場を国内に抱えていることになる。であるならば、「魅力的に見える隣の芝生」として自社の製品をより青くみせる努力はビジネス的に重要な戦略となるだろう。

それが「inpresX」ブランドの育成ではなかったのか?

「inpresX」シリーズの2013年の展開は、このRMX(リミックス)が担うのだが、その新作発表会で前面に出たコピーが「解体」であった。ヘッドとシャフトを別売りすることから「バラバラ」にするイメージからそれが来ているのだろう。現状に安住せず、新しい試みをするヤマハらしさであるし、こういう挑戦は大歓迎である。

ただ、問題はメーカーが発するメッセージがなぜ「解体」なのだろうか?ということである。

私達ユーザーは、そのバラバラに売られたヘッドとシャフトをどのように組み合わせ、自分のゴルフに役立てていくかにこそ関心があるのだ。「解体の先」こそが、私達にとって重要なのだ。もちろん、興味があるゴルファーやコアのユーザーは有料雑誌を買って、使い方をマスターしようとするだろう。しかし、「これからのヤマハユーザー」にとってはこのような訴え方では、ヤマハの敷居は高く感じるのではないか。

「日本の家電メーカーの機能は、むずかしすぎるものが多い。多機能についていかない消費者も増えている」通販大手ジャパネットたかた(長崎県佐世保市)の高田明社長は、数年前にこう発言している。多機能を謳う一方で、ユーザーにとって理解の難しい機能を搭載する日本の家電メーカーの姿勢に疑問を呈している。販売の最前線に立つ同氏にとって、この疑問はより切実に感じたのだろう。新しい機能がユーザーにとってどんなメリットがあるのか?それをはっきり示さない、示せない日本の家電メーカーのうち数社は数年後の現在、巨額赤字に転落した。同氏の発言は、この未来を予測していたかのようだ。

ヤマハに限らず、日本のメーカーの技術の追求は、決して衰えさせてはならないストロングポイントである。しかし、これからの時代は、それだけでは不十分である。自社の製品を使えば、どのような未来が待っているかを強く訴える必要がある。その機能が、いかに新しく、いかにユーザーの未来を変えることができるのか。それを強く示す必要がある。例えば、アップル社のiPadの企業向けCMはそれが端的に出ている。自社製品を手にしたときのイメージをいかに喚起させることができるか。そのアピールがより強く求められる時代になったのである。

私は、ヤマハのメーカーとしての潜在能力を高く評価している。一方で、日本のメーカーの多くが抱える問題を克服できていないとも感じている。「inpresX」ブランドは、ぜひ大切に育ててもらいたい。発するメッセージは創造的であるべきだ。「解体」では未来を語っていることにはならない。私達は、「inpresX」を使えば、こんな楽しいゴルフライフが待っているという未来が見たいのである。

クラブは握らない!~スコアアップ戦略会議~file.2


Smiles on 1st tee / omaniblog

クラブは握らない!~スコアアップ戦略会議~」は、「分析力」「戦略力」を高めることでスコアアップを目指します。数字を管理することは、ゴルフが上達すること。上達のための情報管理、分析、戦略のマネジメントを提案させていただきます。

今回の議題「myゴルフノートをつくってスコアアップ!~その2~」

前回は、情報を管理する媒体として、ノート形式(手帳形式)がベターだということをお話させていただいた。(前回の内容はこちら)。記録媒体を1つ絞り、あなたのゴルファーとしての情報をすべてここに集約することの重要性も合わせて力説したつもりだ。

今回は、何を記録するかをお話しをする。そして、あることの記録をつけていくことをおススメする。


(1)原則、何でも記録する。
あまりに当たり前だ。でも今回は、ここからお話をする。今、手元に「myゴルフノート」があると仮定しよう。その前にそのノート(手帳)はどんなものだろうか?もちろん、紙の表紙で、コインで買えるノートではないはずだ。

すくなくとも、これくらいのノート(手帳)はもってほしい。何度も開き、雨の日も風の日もゴルファーのあなたの傍にいる相棒なのだ。頑丈な表紙や重厚感は必要だ。

さあ、ノートを準備したら、どんどん書き込もう。

ラウンドの記録、練習の記録、ゴルフショップで気になったクラブ・・・。何を記録しようかと迷う必要はない。何でも書いていく。時に記録を忘れてもかまわない。記録を継続することが重要なのだ。2014年の新年をノート達と迎えることが大切だ。

New thank you notes / jelene

ノートを忘れたら取りあえず手近な紙に書こう。転記がめんどうならば貼り付ければよいだけだ。


(2)気持ちを記録しよう
感情は記録するに値しないと思ってはいないだろうか?確かに感情は情報ではない。しかし、人間にとって感情は記憶の保持に大きく影響を与える。楽しかったこと、悔しかったこと、反省したこと。感情が伴った情報は長く記憶にとどめることができる。


George and Kenny / Ray Sawhill

特に、良かったことの記録は必ず残すべきだ。

残念なことであるが、必ず不調のときは訪れる。その時、その記録が役に立つだろう。上手くいったときの記憶は、上手くいかなかったときの記憶より残りにくいものだ。感情とセットして、記録に残しておくことで不調のとき、そこからの脱出のヒントになるだろう。

結論として、自分のゴルファーとしての活動はすべて記録しておこう。少なくとも、そのように努めておこう。そのときは、気持ちを記録することを忘れないでほしい。次回は、記録をつけるときの注意点について話をしたいと思っている。

松本清張「点と線」。生命力の源流。

松本清張没後20年にあたった2012年は、多くの作品がドラマ化された。そして、その多くが設定を現代風にアレンジしての製作であった。それは、時代を超える清張作品の「生命力」の証左でもある。清張作品の「生命力」の源流はどこにあるのか。清張の代表作『点と線』(文春文庫ほか)の舞台、福岡市東区香椎の地を通してそれをひも解く。

鹿児島本線で門司方面から行くと、博多につく三つ手前に香椎という小さな駅がある。この駅をおりて山の方に行くと、もとの官幣大社香椎宮、海の方に行くと博多湾を見わたす海岸に出る。 

小さいながらも駅ビルになった現在のJR香椎駅(福岡市東区)。裏手の住宅街を抜けると、藤田寛之プロの母校、福岡県立香椎高校はすぐである。駅前に広がる商店街。『点と線』が旅行雑誌『旅』(2012年休刊)に連載された昭和32年当時とは風景を異にするも、周辺地域の日々の生活を支える役割に変化はない。

松本清張は、駅前の果実店の店主に、××省の官僚、佐山憲一と料理屋の女中「お時」が、連れ立って海岸方向へ歩いていく姿の証言者としての役割を与える。さらに現在は、高架となった数百メートル横を並行して走る西鉄電車の乗客にも同様の証言者とさせている。香椎の海岸で情死体となって発見される、佐山とお時。物語の序盤の重要な場面展開である。

現在のJR香椎駅前の商店街。奥に西鉄電車(貝塚線)の高架が見える。


『点と線』といえば、東京駅13番線プラットフォームでのトリックである。「4分間の空白」は、事件の解明以上に読者に鮮烈な印象を与えた。東京駅13番線プラットフォームは、物語の冒頭、お時が目撃される「日常風景」として描かれる。そして物語は、このJR(物語では国鉄)と西鉄の2つの香椎駅付近の場面へと接続する。

この香椎の地でで松本清張は物語を動かす。捜査に当たった福岡県警の鳥飼刑事が感じた疑問を通じて、お時が殺害されたという事件性の流れを生みださせている。そして読者に再び東京駅13番線プラットフォームに目を移させる構成をとっている。

香椎での場面を間に挟むことで「日常風景」だった東京駅13番線プラットフォームの目撃は、何者かの介入の意図へと変化する。そして「アリバイトリックの舞台」へと昇華するのである。この巧みな構成によって展開される物語は、自然なリズムで作品の世界へ入ることを可能にしている。

佐山とお時の遺体が発見された香椎海岸。対岸は埋め立てられ人工島となっている。

清張作品の魅力は、構成力の高さにある。松本清張は、『点と線』の構成の基本ラインを「アリバイ崩し」に特化させている。それは、強く印象付けられる東京駅のアリバイトリックの「残像」を長く保つ為である。

清張作品に共通するこの高い構成力は、物語の構造解析を可能にする。そのため物語の構成を維持しながら、作品にしたいという映像作家たちの意欲を喚起させた。これまで多くの清張作品が映像化されたことは、そこに理由がある。そしてその理由は、現在の映像作家にも引き継がれている。設定を現代に移植し、私達を楽しませてくれる原動力は、清張作品の高い構成力にあると言える。

Voice to the GM 1月号


Pebble Beach Golf Links / danperry.com

今月の表紙 <ペブルビーチゴルフリンクス
アメリカの、いや世界のゴルフ場の中でもトップ10に入る名門コース。1919年開場の伝統をもつ。過去に5度、この地で全米オープンが開催された。ジャック・ニクラウスも愛した太平洋を跨ぐ海越えの8番は、西海岸のゴルフ場ならでは。2月には、PGAツアー、AT&Tペブルビーチプロアマが開催される。

1月号は、藤田寛之選手をピックアップしました。福岡(Fukuoka)出身の藤田(Fujita)選手。未来(Future)は、「未来は、Fuからはじまる」として、皆さんの今年の飛躍を願っての総力特集をお送りしました。「GOLF-MODE」は、今年も皆様のスコアアップに役立つ情報をお届けすべく全力投球します!本年もよろしくお願い致します。

★藤田寛之プロから学ぶべき情報が満載!「藤田寛之シングルへの道」DVDセットのご紹介!mei-hin倶楽部もチェック!

ゴルファーの皆さまこんにちは。編集部のイチコです。表紙の「ペブルビーチゴルフリンクス」、眺望も楽しめる断崖絶壁のゴルフ場とは、スリル満点ですね!海外には他にも面白いコースがあるようで、オーストラリアには池でオオメジロザメが泳ぐゴルフ場(クイーンズランド・ゴルフコース)などもあるようです。日本では、まだまだ寒いこの季節。海外のゴルフ場に出かけてみませんか?(イチコ)

クラブは握らない!~スコアアップ戦略会議~


ゴルファーとしての自分をセルフマネジメント!「クラブは握らない!~スコアアップ戦略会議~」は、「分析力」「戦略力」を高めることでスコアアップを目指します。

今回の議題「myゴルフノートをつくってスコアアップ!~その1~」

ゴルフは、数字と相性がいいスポーツである。スコアはもちろん、飛距離、ハンディキャップとゴルファーは、数字に囲まれている。その数字を管理することは、ゴルフが上達することと直結しているはずである。上達のための情報管理、分析、戦略のマネジメントを提案させていただきたい。

今回は、情報管理をする媒体についてお話しをする。

(1)情報拠点は1つ。
皆さんは、スコアの情報などをどのように管理しているだろうか?パソコンやスマートフォンで専用のソフトやアプリを使用している方やスコアカードを一箇所にまとめて保管している方などさまざまだろう。ただ、どのような方法であったとしてもそれが1ステップで管理する情報の「すべてに」たどり着ける仕組みになっているだろうか?

情報は、分析し、そこから次の行動への指針を生み出してこそ意味を持つのものである。そのためには、情報管理する媒体は、1つであることが望ましい。そしてそこに全てが書かれていなければならない。情報のすべてがそこにあるからこそ拠点となるのである。


021 – Nicklaus 18th Green / Wodgie

(2)高頻度の更新に耐えられるか。
情報管理の媒体を1つにする以上、そこには、自分のゴルフに関することすべてが書き込まれる。そのため、情報の更新頻度は、極めて高くなる。「思いついたこと」、「大事だと思ったこと」は瞬時に記録されなければならない。その点において、デジタルツールは不向きである。ツールの起動時間、入力方法の煩雑さは、これらのスピードについていけない。情報管理媒体は、高頻度更新についていけることも条件となる。

(3)一覧性、過去へのさかのぼりやすさが重要
書き込まれる情報のうち、最も重要なものは、「考えたこと」の記録である。それは、結果がどうだったとかなどの情報より加工度が高く、あなたの進化を示すものだからである。管理する情報媒体は、考えをまとめる土台でもある。そのためには、一覧性がよいものがいい。考えをまとめるためには、過去へさかのぼりやすい方がまとめやすいからだ。

結論として、情報管理の媒体は、ノート形式(手帳形式)がベターだと考えている。デジタル機器の発達で(1)の条件を満たす環境は整ってきた。しかし、(2)(3)の問題は一向に解決していない。ノート(手帳)形式がベストだとは思っていないが、デジタル管理はまだ問題が多いと思っている。次回は、実際にノート(手帳)形式でどのように情報をまとめいくかをお話したい。

GM厳選!楽天GORAで全国ゴルフ場予約

GM編集部は、楽天GORAによるゴルフ場予約サービスを展開中です。

編集部厳選の全国のゴルフ場をご紹介します。
東日本地区のおすすめはこちら。西日本地区のおすすめはこちら

今月のイチオシ!

東日本地区

富里ゴルフ倶楽部
(千葉県山武郡芝山町小原子773 東関東自動車道・成田 10km以内)
名門ゴルフ場を賢く利用してみてはどうだろうか?「歩きプレー原則」「芝から打てるアプローチ練習場」「きついアンジュレーションのグリーン」を備えるこのゴルフ場でのラウンドは、プレーの質の低下をきっと防いでくれることだろう。コースコンディションは常に最高に保たれている。会員重視のため、料金は高めだが会員になるに値するに十分なゴルフ場ともいえる。

西日本地区

関西ブロック
青木功ゴルフクラブ
(兵庫県赤穂郡上郡町八保丙548-1 山陽自動車道・龍野西 30km以内)
青木功プロ設計のゴルフ場。ゆったりとしたレイアウトと池のハザードを多用した9Hの南コースと丘陵の地形を活かした9Hの北コースがある。「高速グリーン」のゴルフ場として知られており、それに挑戦するゴルファーも多い。「グリーンは手前から攻める」というセオリーに対して巧みに配置されたバンカー。戦略性こそゴルフ場の醍醐味と考えるならここは外せないゴルフ場だ。

東海ブロック
額田ゴルフ倶楽部
(愛知県岡崎市南大須町字桃之沢41 東名高速道路・岡崎 20km以内)
ゴルフ場を評価するさまざまな指標に対して、多くの満足度を勝ち取っているゴルフ場だ。美しい景観と戦略性のあるコースセッティング。高評価は西コースに集中するが、東コースも高い水準を保っている。多彩な商品構成は、サービス力の証であり、セルフラウンドには充実したカート設置するなど中身のともなったものになっている。価格は満足度によって納得のいくものになるはずだ。

結果発表!「教えてください!今年のベストグロス」

11月号のアンケート「教えてください!今年のベストグロス」へのたくさんのご回答ありがとうございました。
アンケートにご回答くださった読者様の一部を掲載いたします。

polo様(神奈川県 60代男性)
≪ベストグロス、ゴルフ場≫ 80台前半 勝浦東急ゴルフコース 
≪改善できたこと≫ アプローチの距離感(練習により)
≪使ってよかった用具≫ フォーティーンの56度

yhis様(大阪府 70代男性)
≪ベストグロス、ゴルフ場≫   スポーツニッポンカントリー倶楽部 
≪改善できたこと≫ ドライバ-が安定していた
≪使ってよかった用具≫ カタナのドライバー

ゆうま ちゃん様(愛知県 60代男性)
≪ベストグロス、ゴルフ場≫ 70台後半 平尾カントリークラブ 
≪改善できたこと≫ バンカーショットを特に練習した
≪使ってよかった用具≫ ゼクシオ パター

monoru22様(愛知県 60代)
≪ベストグロス、ゴルフ場≫ 70台後半 タイチェンマイグリ-バェイCC 
≪改善できたこと≫ パッティングがよく入った
≪使ってよかった用具≫ ODYSSEY #5 CS(パター)

ボギーパパ様(青森県 60代男性)
≪ベストグロス、ゴルフ場≫ 80台後半 夏泊ゴルフリンクス
≪改善できたこと≫ グリーン周りの対応(普段の練習量を多くした)
≪使ってよかった用具≫ ゼクシオプライム 8アイアン

(編集部より)
今月もアンケートへのご回答ありがとうございました。
ご回答下さった方で最もベストグロスが出た月は、9月でした。しのげる位に下がった気温など気象条件は、体が一番キレる時期なのでしょうね。アンケートにご協力下さった皆様ありがとうございました。

今月のアンケートは「教えてください!1月に決める!今年の決意!」です。今年1年の目標をGOLF-MODEに教えてくださいこちらからご参加いただけます。

ゴルフのキソ!!~基礎基本を徹底!~


Winter golf / dan taylor

モチベーションを維持する。これも実力のひとつである。

冬。ゴルフがアウトドアスポーツである以上、決して避けて通ることのできない問題。それが、季節がもたらす問題である。この時期はどうしてもゴルフへの意識が薄れる時期である。ゴルフはあくまで趣味と考えるならばそれは、それで問題ないだろう。しかし、意識の薄れは上達するという意味ではリスクとなる。これまで練習してきたことの継続性が途切れるからだ。

継続性の途切れ。それは、体を動かさないことによって薄れる身体的な感覚だけを指すのではない。考え方、思考も揺らぐのである。

ゴルフの上達が途上であるとき、ゴルフによって得られる喜びは上級者のそれとは根本的に異なる。得られる喜びが質、量ともにまだ弱いのである。だから、ただゴルフに触れていられるだけで楽しかった時期を過ぎると、上達を実感できるまでの間にどうしても心に隙間が出来てしまう。そして、それが冬の季節と重なると一時的であるにせよ「ゴルフ離れ」を引き起こす危険があるのである。

モチベーションの維持。それは、ゴルフの上達に欠かせぬ条件なのである。

では、どうするか?

シンプルで誰にでもできる方法として、「クラブを握る」ことをすすめたい。

たったそれだけか?と思われるかもしれないが、効果は高いはずである。心と身体はつながっている。クラブを握ったときのグリップ感は、ゴルフをすることのドキドキ感、ワクワク感をよみがえらせるはずだ。クラブが難しければシャフトだけをリビングなどに置き、つねに手元にある状態にしてもいいだろう。グリップ感は、ゴルフの楽しさを知る最初のゲートだ。その感覚を維持することは、必然的にモチベーションの維持につながる。

そこから何が湧き上がるかは、その人次第だろう。素振りをするもよし、練習場にいくもよし。そこからの行動は、何らかの形で上達につながっているはずだ。それがベストの選択である必要は全く無い。ゴルフに触れる時間を継続する。そのことがベストの選択だといえるからだ。

ゴルフの上達したいという気持ちを持ち続ける工夫。それもゴルフの基礎であると私は思うのである。

プロの思考、プロの技。L.ドナルド@宮崎ダンロップフェニックス


高度化された戦略の結晶であるプロの業(わざ)。ケーススタディの手法を用いて、これをアマチュアゴルファーにも役立つ法則へと導いてみよう。

今回は、ルーク・ドナルドのダンロップフェニックストーナメント3日目を採り上げる。初日-6、2日目-7のロケットスタートで首位を独走したドナルド。しかし、3日目は、パープレーを強いられる展開に。しかし、この3日目にこそ、彼が世界のトッププレーヤーである真髄が詰まっていた。

安定性の根源とは何か?

ルーク・ドナルドといえば、アイアン。「ショートゲームが自分のプロゴルファーとしての50%を占める」と言い切るほどの絶対的な強み。道具の進化に伴い、長くなる一方の欧米のコースセッティングにあって、「飛ばないドライバー」で結果を出し続ける稀有のプロゴルファー。

彼の生き様から届くメッセージは、「自分の強みを伸ばしなさい」だろう。まずは、これを肝に命じたい。

今回の話は、ここからである。
11月17日(土)。宮崎は雨だった。強風と豪雨の悪コンディション。数時間の中断を挟むほどの雨。多くのプロゴルファーがスコアメイクにてこずる展開。この日に限っては、ドナルドも同じだった。3バーディー、3ボギーのパープレー。2日目までの-13の結果から考えると急ブレーキがかかったといえるだろう。

数字は正直だ。平均ストロークは当然として、平均パット数、パーキープ率、パーオン率も軒並み2ケタ順位。悪コンディションと自身のショットの不調。それがよく表れている。しかし、そんな状況下でドナルドは、信じられない数字をたたき出していた。

フェアウェイキープ率。これが堂々の1位タイだったのだ。

この数字が何を意味するのかは、最初のドナルドの強みと絡み合ってくる。アイアンの強み。これを活かす為の絶対条件は何か?それはミドルホール以上ならばフェアウェイキープである。この前提が覆れば、自分の強さを発揮することはできない。ラフからベストなアイアンショットは打てないからだ。ドナルドは、このような状況下にあっても、正確にフェアウェイを守れるドライバーショットを持っていたのである。

そこで学ぶべきプロの業(わざ)。
自分の強みを知り、それを磨く。まずはこれが大切なことだ。そして、それと同等、いやそれ以上に自分の強みを活かす舞台を整えることを重視すべきだ。もしあなたが、ミドルパットが得意なゴルファーだとしよう。それにも関わらず4オンばかりするようでは、その強みを活かすことはできない。確実に2、3オンできる技術をも重視するべきなのだ。

自分の強みを磨く。その「壱の矢」を活かす為に、「弐の矢」の技術を磨く。自分のスタイルは、そのようにしてつくりあげていくべきなのである。
ルーク・ドナルドの安定性の根源。それは、アイアンの強みを活かす、ドライバーショットの技術の高さにあったのである。

★GOLF-MODEのルーク・ドナルド関連記事はこちら。