
レジェンドたちは、ピンチをチャンスに変える力を持っている。
ピンチは誰にでも訪れます。一瞬もうダメだと思うような出来事が起きた時、その時こそ自分との闘いになります。ゴルフのみならず勝負の時には、わずかな時間での気持ちの切り替えが迫られたり、決断と実行力が問われるもの。それを可能にするのは、日頃の鍛錬のみならず、経験から得た知恵と技、そして胆力が必要です。さらにレジェンドたちは、誰にも想像できない方法でリカバリーできるクリエイティブな想像力で、ギャラリーを熱狂へと誘います。
このコーナーでは、運をも味方につけ、感動のスーパーショットを見せてくれたレジェンドたちの動画を紹介します。見る側にもアメージングな体験を与える渾身のショット。そして時に「どうしてそうなった?」ゴルフにおける珍プレーもお送りします。レジェンドたちのピンチを乗り越える精神力を励みにしてみましょう。ビジネスでもプライベートでも、あなたにも「ミラクル」は起こせます。
第4回は、
El Niño(エルニーニョ)「神の子」で知られるゴルファー。
★セルヒオ・ガルシア・フェルナンデス
Sergio García Fernández,
出身:スペイン カステリョン・デ・ラ・プラナ
生年月日:1980年1月9日-
2013年、フロリダのアーノルド・パーマー招待大会、ファイナルラウンド、10番ホール。1打目で木の上に打ち上げてしまうというミスショットを出してしまったセルヒオ・ガルシア選手。
そんな所から打てるの!?と誰もが「まさか」と思ったばず。「どうするんだ?」と見守る観客をよそに、木に登り始めます。足場を探し、何度かシュミレーションを試みますが、キャディからクラブを受け取ると、なんと!!右手のみ、バックハンドで打ち出し、見事なリカバリーショットを決めます。
木に登る全身の筋力、「なんとかなる!」「なんとかする!」の精神力も、集中力も素晴らしく、さすが「神の子」のなせる技です。ありえない天のイタズラのようなことが起こり、そしてそれを人が超えた時、奇跡は起きますね。これぞゴルフの醍醐味。アメージングなプレーを目の前で披露され、観客たちからの驚きと歓喜、そしてセルヒオ・ガルシア選手を讃える声が溢れます。
素晴らしいプレーで観客を驚かせましたが、残念なことに、その後ショット中に負傷し、最終ラウンドは棄権し、大会を終えたのでした。
PGA TOUR
Sergio Garcia climbs a tree to hit one-handed shot at Bay Hill

レジェンドたちは、ピンチをチャンスに変える力を持っている。
ピンチは誰にでも訪れます。一瞬もうダメだと思うような出来事が起きた時、その時こそ自分との闘いになります。ゴルフのみならず勝負の時には、わずかな時間での気持ちの切り替えが迫られたり、決断と実行力が問われるもの。それを可能にするのは、日頃の鍛錬のみならず、経験から得た知恵と技、そして胆力が必要です。さらにレジェンドたちは、誰にも想像できない方法でリカバリーできるクリエイティブな想像力で、ギャラリーを熱狂へと誘います。
このコーナーでは、運をも味方につけ、感動のスーパーショットを見せてくれたレジェンドたちの動画を紹介します。見る側にもアメージングな体験を与える渾身のショット。そして時に「どうしてそうなった?」ゴルフにおける珍プレーもお送りします。レジェンドたちのピンチを乗り越える精神力を励みにしてみましょう。ビジネスでもプライベートでも、あなたにも「ミラクル」は起こせます。
第3回は、
驚愕のマッチプレー、エクストラホールでのミラクルショット。(しかも2回。)
★ビクトル・デュビッソン
Victor Dubuisson
出身:フランス カンヌ
生年月日:1990年4月22日-
※2023年12月、デュビッソンは33歳でプロゴルフからの引退を発表しました。
2014年アリゾナ州ダブマウンテンGCで開催された「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」での5ホールに及ぶ延長戦で、そのスーパーショットは放たれました。しかも2回も!!この時、初出場の新人だったデビュッソン選手は未知数の底力を見せつけたのでした。
驚愕のプレーは延長2ホール目の9番。ボールは左に外れてしまい、ナチュラルエリアへ。アリゾナらしい砂漠の中、ボールはサボテンの根元に入ってしまいます。こんな所からのアプローチ。「出せるのか!?」「そもそも、フェースにボールが当たるのか!?」という状況でピンチを迎えます。ですが、デュビッソン選手は、深く考え込む様子もなく、ピンそば2メートルにピタリとつけてパーセーブを決めます。その後もなんともクールな表情で。
しかし、続く延長3ホール目の10番で、またしても同じような難しい茂みに入ってしまいます。えー!?なんで?どうして?と言いたくなる所、ここでも考えずサッと打ち出す姿は、もう神々しささえ感じます。決戦相手のジェイソン・デイも思わず笑ってしまう程のミラクルショットです。
メジャーの王者たちを打ち破り、延長にまで持ち込んだことも天晴れ。惜しくも優勝を逃してしまいましたが驚異的な粘り強さと忍耐力、精神力の強さを印象づけました。
マッチプレー大詰めのエクストラホールでのミラクルショットを2本立てでお送りします。
PGA TOUR
Victor Dubuisson converts unbelievable shot from cactus at Accenture
PGA TOUR
Victor Dubuisson magically escapes the desert at Match Play

レジェンドたちは、ピンチをチャンスに変える力を持っている。
ピンチは誰にでも訪れます。一瞬もうダメだと思うような出来事が起きた時、その時こそ自分との闘いになります。ゴルフのみならず勝負の時には、わずかな時間での気持ちの切り替えが迫られたり、決断と実行力が問われるもの。それを可能にするのは、日頃の鍛錬のみならず、経験から得た知恵と技、そして胆力が必要です。さらにレジェンドたちは、誰にも想像できない方法でリカバリーできるクリエイティブな想像力で、ギャラリーを熱狂へと誘います。
このコーナーでは、運をも味方につけ、感動のスーパーショットを見せてくれたレジェンドたちの動画を紹介します。見る側にもアメージングな体験を与える渾身のショット。そして時に「どうしてそうなった?」ゴルフにおける珍プレーもお送りします。レジェンドたちのピンチを乗り越える精神力を励みにしてみましょう。ビジネスでもプライベートでも、あなたにも「ミラクル」は起こせます。
第2回は、
「弘法も筆の誤り」!?タイガーウッズのバンカーショット4打目。
★タイガー・ウッズ
Eldrick Tiger Woods
出身:アメリカ合衆国・カリフォルニア州サイプレス
生年月日:1975年12月30日-
その圧倒的な才能と安定感、記録のみならず「息を呑むような」ショットの数が最も多いのがタイガーウッズの真骨頂。思わず「すごい!」といってしまうが、「すごい!」だけでは表現が追いつきません。
「史上最高のゴルファー」と称されているのは、誰もが知るところです。
さて、今回取り上げましたタイガーウッズのスーパープレイは、2012年全英オープン。垂直に立ったアゴ近い場所からのチャレンジ4打目です。結果はトリプルボギーとなってしまい、ウッズにしては、珍しく苦々しい結果となったのです。タイガーウッズとて、バンカーにつかまってしまうこともあるのですね。ですが、両膝を曲げた体勢になってまで粘り強さを見せ、このショットを生み出した所がやっぱり「すごい!」です。タイガーの脱出ショットをご覧ください。
Tiger woods miracle shot
タイガー・ウッズは2012年の全英オープンでも3日目までは優勝争いに加わっていましたが、最終日の6番ホールでバンカーに引っかかってしまいます。 急勾配の高いアゴからわずか数インチのところに置かれたボールをチップショットしようとしたウッズは、3打目でもバンカーの壁に跳ね返ったボールに当たらないように身を乗り出したため、ボールが後ろに流れてしまい、さらにピンチに。4打目、ウッズは、四つん這いのような体勢になって、グリーンの端に向かって横向きにボールを打たざるを得なくなりました。結局、この大会のウッズは、首位のアーニー・エルスと4打差の3アンダーに沈みました。
世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,8 タイガーウッズ

レジェンドたちは、ピンチをチャンスに変える力を持っている。
ピンチは誰にでも訪れます。一瞬もうダメだと思うような出来事が起きた時、その時こそ自分との闘いになります。ゴルフのみならず勝負の時には、わずかな時間での気持ちの切り替えが迫られたり、決断と実行力が問われるもの。それを可能にするのは、日頃の鍛錬のみならず、経験から得た知恵と技、そして胆力が必要です。さらにレジェンドたちは、誰にも想像できない方法でリカバリーできるクリエイティブな想像力で、ギャラリーを熱狂へと誘います。
このコーナーでは、運をも味方につけ、感動のスーパーショットを見せてくれたレジェンドたちの動画を紹介します。見る側にもアメージングな体験を与える渾身のショット。そして時に「どうしてそうなった?」ゴルフにおける珍プレーもお送りします。レジェンドたちのピンチを乗り越える精神力を励みにしてみましょう。ビジネスでもプライベートでも、あなたにも「ミラクル」は起こせます。
第1回は、
ゴルフの常識を打ち破り、数々のミラクルショットを生み出した
★セペ・バレステロス
Seve Ballesteros
出身:スペイン
生年月日:1957年4月9日
没年月日:2011年5月7日(享年54歳)
セベ・バレステロスは生前数えきれないほど多くのスーパーショットを叩き出してきました。圧倒的な存在感でライバルたちを恐れさせ、天才の名を欲しいままに活躍を見せていました。惜しくも2011年、脳腫瘍により54歳という若さで早逝しています。生涯成績は、欧州ツアー50勝(歴代1位)、世界通算91勝。多くのプレイヤー、ゴルフファンが早すぎる天才の死を悼み、現在でもタイガーウッズ、石川遼をはじめ、多くの選手にインスピレーションと影響を与えています。
類まれな才能を放ったセベ・バレステロスですが、特に1979年のロイヤルリザム&セントアンズで開催された全英オープンで放った“駐車場”からのショットは、ギャラリーを驚嘆させ、歴史に残るスーパーショットとなりました。また、1997年ランコム杯の6番ホールで木々の間を膝をついて信じられないほどのショットを打ち放ち、体幹の強さ、回転力を見せています。チョイ出しで無難にいくのではなく、振り切ってフェアウエイへ戻し、バーディに持っていけるところが勝負強さのレジェンドたる所以です。今回は、その2本の動画を共有します。
108th Open (1979) – Seve Ballesteros
16番ホールでティーショットを大きく右に曲げ臨時駐車場の車の下にボールを打ち込んでしまったセベは、ルール上の救済により車を移動し打球可能な状態にはなったが、優勝を争う立場としては苦しい状況となった。ところがこの芝生の生えていない土の上から、グリーンも見えない中、ホールカップからわずか4mあまりの所にボールを乗せ、まさかのバーディーを奪い自身初めてのメジャータイトル獲得を手繰り寄せた。このプレーはジ・オープンの語り草となっている。またアプローチやバンカーショットなどのショートゲームも巧みで、特にパッティングはゴルフ史上に残る名手の一人と評される。
引用:wikipedia
Amazing golf shot – Ballesteros on his knees
出典:youtube /DP World Tour