ショートゲーム・マスター! 2014/10/16
ショートゲーム・マスター。チップショットをマスター!(3)
ショートゲーム・マスター、第2シーズンは、チップショットについてお話します。オングリーンを逃したときに、力を発揮するチップショット。このショットの技術力を高め、スコアアップにつなげましょう。
前回は、チップショットの構え方についてお話しています。前回の内容はこちら。今回は、チップショットとのスイングのポイントです。
▼チップショットは、縦振りスイング!
チップショットのスイングの特長は、縦振りスイングであることです。別の表現をつかえば、まっすぐ引いて、まっすぐ打つスイング。イメージは、パターと同じような軌道です。
▼チップショットの2つのNG
チップショットでやってはいけないミスは、2つあります。それは、インサイドの軌道になること、頭が早く上を向くことです。前者は、ハンドファーストの姿勢を崩し、後者は、トップの原因になります。
▼左手でイメージをつくる
前回お話したとおり、ハンドファーストの構えがそのままインパクトのイメージです。このイメージを守るために、まず左手を下げながら始動します。右手は、支点の感覚。クラブヘッドが、地面を真横に滑っていく動きをすることが大切です。すると、クラブヘッドは、自然にインサイドの軌道を描くことなく、まっすぐあがります。このときできた手首の角度は、しっかりキープします。
そして、まっすぐ上がったクラブの状態から、そのままのぶつける感覚で、インパクトまでもっていきます。チップショットは、左手の動きが重要。左手でスイングのイメージを上手につくりましょう。
▼出来るだけ頭は残す
また、チップショットで重要なことは、クラブヘッドが通過するまで、頭をあげないこと。どうしても、結果(ボールの軌道)が気になり頭が上がりやすいので、注意します。