雨や汗の季節、グローブ選びでゴルフを快適に!
ゴルフグローブは、目立たない存在かもしれません。ですが、手を保護し、グリップ力を高めるためになくてはならない重要アイテムです。雨や汗で濡れやすいこの時期、滑ってしまったり不快感があってはグリップ力が低下します。今回は機能や選び方など、夏のグローブについてお伝えします。
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ゴルフグローブを選ぶ際には、グリップを握ったときに滑らないことが重要。自分にピッタリあったグローブを選びましょう。
◆サイズ選びは大事
クラブのグリップとグローブの密着、そして手のひらとグローブの密着がグリップ力を高めるポイントです。緩みがあり大きめのものは密着度が落ちます。ズレたり滑ったりすると、ショットの精度に影響するものです。擦れてマメができてしまうこともあります。
グローブを選ぶ時は、少し小さ目でフィット感を試しましょう。素材には多少の伸縮性もあるので、開いた時も握った時も、若干のツッパリ感があるのがちょうどいいサイズです。
◆天然素材と合成・人工皮革、どれにする?
グローブの素材は「天然皮革」「合成皮革」「人工皮革」などがあります。
グリップ力と、吸い付くようなフィット感が得られるのは断然「天然皮革」です。素手に近いフィーリングが得られますが、お値段もそれなりにしますし、使っていくうちに伸びてしまうことや、汗や水に弱く耐久性があまりありません。雨の日や汗で濡れるとグリップ力が低下します。当然、洗えません。洗ってしまうと縮んで硬くなり、フィット感が損なわれてしまいます。お手入れは、汚れを拭いて陰干です。
「合成皮革」は、天然皮革と比べると伸縮性が少ないため、フィット感は劣りますが、耐久性が高く低価格なのがメリットです。「合成皮革」も濡れたり洗うと、ゴワゴワ固くなってしまいます。
「人工皮革」は、限りなく天然皮革に似せて作られています。素材の開発も目覚ましく、柔らかく天然皮革に近い性能を持ち、尚且つ水に強いなど様々に工夫がされています。水洗いできたり、耐久性に優れていたりとメリットも多くあります。天然皮革より価格は抑えられ、デザインも多様に選べます。特に雨の多い時期には、濡れてもOKな人工皮革がおすすめです。
画像:iStock
◆夏の汗対策
蒸し暑く、グローブの中で手汗をかいてしまうと、グローブと手のひらの密着度は当然落ち、グリップ力は低下します。特にグローブ全体が合皮素材のものは、通気性が良くないので夏場の使用は注意です。ニオイも気になりますね。
グローブを清潔に保つには、洗濯できるタイプのグローブを選ぶことです。夏場は、涼感素材と合皮を併用し、洗えるグローブがおすすめです。涼感素材は柔らかく通気性も良くできていて蒸れにくく乾きやすいのが特徴です。吸汗速乾タイプや水に濡れたら涼しく感じる素材など、各メーカーそれぞれに夏に特化したグローブを発売しています。
グローブを装着する前にパウダータイプの制汗剤をシューっとひと吹きするのも効果的です。サラサラが持続するので、手に汗をかきやすい方はお試しください。予備のグローブをキャディバッグに常備しておくのもいいでしょう。
◆グローブを交換するタイミング
グローブは消耗品ですので、使う毎にグリップ力は低下していっています。グリップ力が低下してきたなと実感し始めた時や、手にフィットしなくなった時が買い替え時です。
どこまで使うかは、それぞれ違うと思いますが、マナー大事なスポーツですので、伸び切ったり破れてしまったり、汚れてニオイが気になる時はすぐにでも買い替えたいところです。
フィット感、あらゆる機能性、デザイン、価格など、納得できるぴったりのグローブ選びで、快適な夏のゴルフが楽しめますように!