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世界の名プレイヤー 【今月のお言葉】No,50 トミー・ボルト

 

 

 

ゴルフを愛し、ゴルフの神様に愛された世界の名プレイヤーたちの珠玉の名言

 

ひたむきに練習した時、闘いに挑む時、勝利した時、思わぬ結果が出た時、あの日あの時、あのプレイヤーは何を思っただろう。
その言葉が生まれたのは、グリーンの上だったかもしれない、ふと空を仰ぎ見た時かもしれない、または何もしない時?

 

ゴルフの上達のヒントに。ビジネスの上でも、ひらめきのヒントに。
ゴルフを極めし者たちの生きた言葉を感じてみよう。

 

 

 

第50回は、

 

ひとたび失敗すると瞬時に逆上する短気ぶり

 

★トミー・ボルト

Tommy Bolt

 

出身:アメリカ合衆国・オクラホマ州ハワース
生年月日:1916年3月31日
没年月日:2008年8月30日(享年92歳)

 

 


常にクラブは自分の前に放り投げろ!そうすれば、それを拾いに戻って、無駄にエネルギーを使うことがないからね。

 

 

  • 心は体よりも多くのショットを駄目にする。

 

 

 

 

画像:Wikipedia

 

 

トミー・ボルトは、1950年代から1960年代にかけてアメリカPGAツアーで活躍したアメリカ・オクラホマ州ハワース出身のプロゴルファーです。トミー・ボルトは、第二次世界大戦中に米国陸軍で4年間過ごしたこともあり、PGAでのキャリアスタートは遅かったものの、1951年には「ノース&サウス・オープン・チャンピオンシップ」で早くもツアー初勝利を挙げました。しかし同時に、当時からミスショットの度に彼はクラブを地面に叩きつけ、林や池に投げ込むなど、怒りを爆発させるキレっぷりが問題視されています。「瞬間湯沸かし器」「terrible(酷い)トム」「サンダー(雷鳴)」など、付けられたあだ名はいくつもあります。そして生まれたのが、今回ご紹介する名言というわけです。屁理屈のようで、体力温存していたということは、もしかしたら魅せるパフォーマンス、ショー的にギャラリーを喜ばせるものだったのかもしれませんね。ゴルフは本当にメンタルが響くスポーツです。とはいえゴルフは紳士的なスポーツ。PGAは1957年に「トミー・ボルト法」というルールを採用し、故意にクラブを破損した場合には罰金を課す事としました。

 

成績は、「全米オープン」を征した1958年にはPGA賞金ランキングの7位をマーク。1955年と1957年のライダーカップ選抜メンバーを務め、1969年には「全米シニアプロ選手権」でシニアのメジャー優勝も果たしています。シニアツアーでも活躍したボルトは、2002年には世界ゴルフ殿堂の「ベテラン部門」に選出され、86歳にして殿堂入りを果たしました。

 

 

 

 

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