ゴルファー必見。 お役立ち情報!

Category: 弊社からのおしらせ


【お役立ちコラム】穴を開ける?開けない?スプレー缶事故を防ぐために

 

スプレー缶に穴を開けて捨てる」は、家庭ゴミの捨て方として防ぐためにるものですが、最近では、「開けないで捨てる」自治体も増えてきています。鍋料理などで使用頻度も増えるカセットボンベも含め、スプレー缶はどのように処分したら良いのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

★★★

 

 

 

12月16日夜に起きた札幌市の爆発事故。建物が倒壊し、42人もの人が怪我をするなど、大規模な事故になり驚きました。死者が出なかったことはまさに不幸中の幸いと言えますが、事故の原因として、120本のスプレー缶を廃棄するために中身を放出し、湯沸かし器をつけた際に爆発が起きたということが明らかになりました。一度に120本というのが仰天の数なのですが、実は、可燃性ガスなどが入ったスプレー缶やカセットボンベが原因となる火災は、暖房器具やカセットコンロを使用する冬場に頻発しています。

 

 

スプレー缶による事故例(国民生活センター

 

【破裂】
自宅で、ヒーターのそばに置いてあったヘアスプレー缶が爆発し、カーテンが燃えたり 窓ガラスが割れたりした。火は自分で消した。右手背、顔面にやけどを負った。けがの程 度は軽症であった。(50歳代・男性)

 

【引火】
やかんに火をかけているコンロの近くで、スプレー缶のガス抜きを行ったら引火した。 顔面、右上腕~手背、左前腕~手背、前胸部にやけどを負った。気道熱傷はなかった。け がの程度は中等症であった。(40歳代・女性)

 

【穴開け作業中】
ガスコンロに火がついているそばで、消臭スプレーの使い終わったものに穴を開けたと ころ、内容物に引火して右手や前胸部にやけどを負った。右手に水疱が2カ所あり、熱傷2 度、熱傷範囲1%。前胸部から顔面にかけて浮腫性の紅斑あり、熱傷1度、熱傷範囲4%。 けがの程度は軽症であった。(60歳代・女性)

 

車の塗料スプレー缶をごみに出そうとして穴を開けたら、穴を開けた部分から塗料が噴 き出し、顔にかかった。目に入って痛くなり開眼できず、救急車で搬送された。けがの程 度は軽症であった。(80歳代・男性)

 

【凍傷や凍結による事故】
中指でスプレー塗料の噴霧ボタンを押して使用していたら、中指が凍ったように冷たく なり、動かなくなってしまった。慌てて温めて中指が動くようになったが、激しい痛みに なり、膨れた。治療1週間未満のけがであった。(70歳代・男性)

 

 

 

一般的に使用後は「穴を開けて捨てる」が浸透しています。その割には、穴の開け方がまちまちで、正しく処理されていないことも引火事故の原因になっています。ニッパーで切り込む、ハンマーで叩く、釘を打ち込むなどは、中身が噴射し大変危険です。その一方で、穴の開け方がわからない、面倒、知らなかったなど、 穴を開けず中身が残ったまま廃棄すると、ごみ収集車やごみ処理施設が火災になる危険 が生じます。

 

これまで、回収時の爆発事故を防ぐため、「穴を開けて捨てる」ことがルール化されていましたが、
その廃棄時の穴開け作業中の火災や爆発事故、中身の噴出事故が相次ぎ発生したことを受け、2009年から環境省は、「穴開けをしない方向が望ましい」という通知を出しています。今回事故が起きた札幌市も、缶に穴を開けないよう要請を出していました。今のところ、自治体によって「穴を開ける」「開けない」は、様々です。穴を開ける、開けない、穴開け作業時、回収時、どちらにも危険が及んでいるんですね。

 

どうしたらいいのでしょうか?

 

 

国民生活センター及び、日本エアゾール協会によると、

スプレー缶は、廃棄する際に穴を開ける・開けないにかかわらず、中身の可燃性の残存ガ スを完全に出し切っていれば、引火・爆発や火災などの危険は生じない。

ということです。

 

 

そこで、事故を防ぐにはどのように処分すれば良いのか、正しい穴の開け方など、日本エアゾール協会のHPから引用して、お伝えいたします。
※必ず風通しの良い屋外などで作業するようにしてください。

 

 

 

◆スプレー缶にはガス抜きキャップがついている

意外と知らない方が多いのではないでしょうか?
どんなスプレー缶にもガス抜きキャップがついています。

 

使用例1)


※スプレーの噴射口のタイプによって様々あるので、確実ご確認ください。

 

 

◆正しいごみへの出し方

 

お住いの自治体では、穴を「開ける」のか「開けない」のかを一度ご確認ください。

 

 

 

 

あまり報道で知ることはありませんが、中身の残ったスプレー缶、カセットボンベがゴミに出され、ごみ収集車両、処理施設でも火災が発生しているということです。

日本エアゾール協会でも、スプレー缶・カセットボンベは、必ず中身を使い切るよう促しています。
中身を空にする為に、ニッパーやハンマー、釘などを使用するのは大変危険です。地域のごみ出しルールを守って出すようにしましょう。

 

 

出典:
国民生活センター「スプレー缶製品の事故に注意」
一般社団法人日本エアゾール協会

 

 

【お役立ちコラム】冬はケガが増えるんです~やけど編~

冬場はケガでの救急搬送者が増えることはご存知ですか?

 

どんなシチュエーションでケガが増えるのでしょうか。
そして、どのように気をつければ良いのでしょうか?

 

連載第1回は、やけどについてです。

 

★★★

 

暖房器具による子供のやけど

 

消費者庁に寄せられる事故報告によると、暖房器具による火傷が多く発生しています。

特にこどもの事故が多く、自宅よりも祖父母宅や外出先など、
通常とは異なる環境で発生するケースが多いそうです。

 

画像:iStock A young boy with a stove burning.

 

ストーブやファンヒーターによる火傷は、
報告の6割と断トツに多く発生しており
特につかまり立ちを始めたお子さんには注意が必要です。

加湿器でも、高温になった蒸気やこぼれた熱湯で火傷をするというケースがあります。

 

 

事故を防ぐための注意点

 

■ヒーターなどの床に置くタイプの暖房器具を使用する場合には、
 安全柵などで囲み、普段から子供を近づけないようにしましょう。

 

■ストーブやヒーターを置く場所は、椅子やソファに近すぎないようにしましょう。

 

■子供は湯気や音に興味を示すことがあります。
 ストーブの上にヤカンや鍋を置くのはやめましょう。

 

■まだ動けないから大丈夫と思っていても子供は思わぬ動きをすることがあります。
 小さな子供がいる家庭で、人感センサー付きのストーブやヒーターを使用する場合には、
 人感センサー機能を切りましょう。
 また、運転を止める際には、本体の電源がオフになっていることを必ず確認しましょう。

 

(引用:消費者庁「暖房器具等での子供のやけど及びけがに気を付けましょう」

 

 

 

大人に多い低温やけど。高齢者は特に注意。

 

 

画像:iStock

 

大人も、湯たんぽやアンカ、電気毛布などでの低温やけどに注意が必要です。

 

低温やけどは、痛みを感じにくく、水疱ができにくいので、
表面上は大したことがないと思いがちですが、
じわじわと皮下組織まで及び、重症化することがあります。

 

運動機能や感覚機能が低下する高齢者で多く発生しています。
また、女性や受験生がポケットカイロを長時間、皮膚に接触させて
ひどい低温やけどになるケースも実際に起きています。
湯たんぽの場合は、中のお湯を捨てこぼす時にも注意が必要です。

 

 

低温やけどを防ぐためには

■長時間同じ場所を温めないことが重要。
 44℃では3~4時間、46℃では30 分~1時間、50℃では2~3分で
 皮膚が損傷を受けると言われている。

 

 低温やけどは水で冷やしても効果がないため、
 痛みや違和感がある場合は医療機関を受診することを呼びかけている。

 

(引用:アルメディアWEB「寒い季節に特に気をつけたい「高齢者のやけど」

 

 

 

調理器具での火傷

 

冷え込んでくると、鍋料理やホットプレートでの調理の機会が増えます。
キッチンで予め調理した熱々グツグツのお鍋をテーブルに運ぶ際に、
こぼしてしまいやけどを負うというケースが大変多くなります。

 

また、カセットコンロに鍋を載せると不安定になりやすいので、注意が必要です。

 

子供がホットプレートに手をついてしまったり、
いい匂いにつられてお鍋に顔を近づけすぎて
蒸気でやけどを負ってしまうことがあります。

 

電気ポットやホットプレートなどコードのある物は、
足がコードに引っかかってやけどをするというケースもあります。

 

 

画像iStock Family having meal

 

 


やけどをしてしまったら(応急処置)

 

 

1、直ちに冷やす

どんなやけどでも、衣類の上からでも
とにかく直ちに冷やすことが、とても大切です。

 

冷やすことで、やけどの進行を防ぎ、痛みを抑えることができます。
冷やす時間は15〜30分。指先や脚のやけどは1時間ほど冷やすと
症状を軽くすることができるということです。

 

狭い範囲のやけどであれば、保冷剤も有効です。

 

20分冷やしても痛みが治まらなかったり、
水疱ができた場合には時間帯に関わらず受診しましょう。
移動の際も忘れずに冷やしましょう。

 

 

2、慌てて服を脱がさない

服が貼りついている場合など、無理にはがすと、
皮膚まではがれてしまうことがあります。

 

また熱の作用が持続して、より深いやけどになったり、水疱が破れることもあります。
指にやけどを負った場合は、腫れてくる前に指輪などの装身具は早めに外しましょう。

 

 

3、応急処置のNG

いきなり軟膏を塗ったり、民間で言われている自己流の処置
(油を塗る、アロエを塗るなど)は避けましょう。

 

雑菌が入ったり幹部を刺激してしまうなどかえって悪化させたり、
その後の治療に差し障りが出てしまうこともあります。

 

(出典:皮膚科のQ&A快適入浴ライフ「お湯でやけどをしてしまった!正しい応急処置の方法とは?」

 

 

 

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旅行や帰省先でもお役立ち!自動車のワンデー保険とは!?

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【お役立ちコラム】 |ここに注意|久しぶりの運動で思わぬケガ!

 

災害レベルといわれた2018年の夏、屋内で過ごすことも多かったのでは?
そんな夏も過ぎ、ゴルファーの皆さんがお待ちかねの季節がやってきました!!

 

久しぶりのゴルフはもちろん、体力維持のために
ウォーキングなどの運動をはじめる方もいらっしゃるかと思います。

 

しかし、「よ〜し、やるぞー!」と気持ちは張り切っても
急に運動をすると、思わぬケガをすることがあります。


ケガの予防に、ぜひご一読ください。

 

 

画像:iStock

 

 

 

ウォーキングでもケガをする!?

 

 

誰もが気軽に開始できるウォーキング。

毎日歩いている訳だし、これぐらいと思いますが日頃運動不足の方が
張り切ってウォーキングすると、次の日ひどい筋肉痛に襲われたり
靴ずれができて三日坊主で終わってしまう可能性があります。

 

また、ふくらはぎやもも裏の肉離れをしてしまうなど、
思わぬケガをしてしまうこともあります。

 

まずは、アキレス腱やふくらはぎ、太もものストレッチ、
膝の屈伸など準備運動をしてから、開始しましょう。

 

シューズを選ぶ時には、実際に履いてみて、
つま先に少しゆとりのある物を選びましょう。

幅が狭かったり、紐で調節しにくいものもありますから、
ネットで購入するのはちょっと危険かもしれません。

 

始めは、散歩感覚で少しの距離から始め、
数日かけて、徐々に距離やスピードをあげていく方が無難です。

 

スマホや飲み物を買う為のお財布などを持っていきたい場合には、
小さなウエストポーチやリュックを利用して、両手を空けておきましょう

 

手ぶらの方が大きく腕を振れますし、いざという時に両手がつけるので、安全にも繋がります。

 

毎日歩いているとはいえ、本格的なウォーキングとなると、後半足が上がらなくなり
小さな凹凸でつまづいてしまうことがあります。侮るなかれ〜。

 

ウォーキング前のストレッチ(Youtubeを観る)→こちら

 

 

画像:iStock

 

 

 

ランニングの場合は、カーブや方向転換に注意

 

 

ウォーキング同様、準備運動を十分に行いましょう。

 

ランニングやジョギングの時にケガをしやすいのは、
カーブを曲がる時の足首の捻挫や転倒です。

 

バランスが取れなかったり、加重のかかる足趾を痛めてしまうことがあります。

 

また、スピードに乗って気持ちよく走るためには、
自己流の走り方より、正しいランニング動作をマスターした方がケガは少なくなります。

 

正しいランニングフォーム(Youtubeを観る)→こちら

 

 

画像:iStock

 

 

 

筋肉疲労を残さず、アフターケアも大事

 

 

ウォーキングもランニングも、運動中は筋肉を収縮させているので、
終わった後はストレッチをして伸ばしてあげないと
逆に体がガチガチになってしまうことがあります。

 

ももの裏からお尻にかけての筋肉、股関節を緩めて、
骨盤を正しい位置に戻す体操をしましょう。

 

入浴で疲労回復させることもお忘れなく。

 

ランニング後のストレッチ(Youtubeで観る)→こちら

 

しっかり走りたい方は、こちらの順序でケガの予防の参考に。

 

 

うまくスピードに乗って、疲労を残さない走り方

 

 ①「歩く」心拍数が上がり、筋肉が温まってくる
        ↓
 ②「体操・エクササイズ」筋肉と関節をほぐす
        ↓
 ③「軽いジョギング」しっとり汗をかく程度に(筋肉の細部まで温まってくる)
        ↓
 ④「ストレッチ」開脚前屈、体側のストレッチで緩める
        ↓
 ⑤「走る」大きな筋肉にスイッチが入り、柔らかく走れる

 

(出典:日本経済新聞 2013,4.11 ランニングの疲労回復、入念なストレッチ忘れずに

 

 

 

夜間のウォーキングやランニングは特に注意が必要

 

 

画像:iStock

 

 

自分自身の身を守ることも大事ですが、トレーニングに夢中になり、前しか見えていない、
自分のことしか考えていないといった行為は、思わぬ事故の元となりかねません。

 

仕事が終わってから、ウォーキングやランニングに出る方が多いと思いますが
夜間は、特に周囲への配慮が必要です。

 

服やシューズに反射板を装備して、自分の存在を周りに知らせましょう。

相手が車の場合は、相手に罪を追わせてしまうことになります。

 

 

ランナーが多いところでは、追い越したり追い越されたりで、
ランナー同士の接触や転倒もありうることです。

 

その場合は、自分自身だけでなく、相手にケガをさせてしまう可能性もあります。

 

イヤフォンは、ただでさえ周囲の気配を感じにくくなるものですが、
周りの音も聞こえない程の大音量では、当然危険です。

 

また、ランニングの環境が整っている所で走る場合も
終了時にいきなりコースアウトしたり、止まったりするのは危険です。

 

マナーやエチケットを守ることも、ケガの予防の一つと心得ましょう。

 

 

いかがでしたか?
この秋から、ウォーキングやランニングを始める方は、
水分補給を忘れず、日中の屋外での運動の場合は紫外線予防の為、
サングラスの着用もあるといいですね。

 

ご自身のペースで無理をせず、まずは続けることを目標にしてみてください。

 

それでは皆さま、ケガなくスポーツの秋をお楽しみください!

 

 

参考:
ホウドウキョク・久しぶりのスポーツ!思わぬケガを予防するエクササイズ
ウォーキングの注意点(安全に楽しく歩く方法)
SPORTS BULL ・思わぬ事故が起きることも。夜にランニングする際の注意点と必要装備

 

 

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知っておくべき!自転車通行における罰則とルール

 

自転車は、通勤通学、買い物などに便利で手軽な交通手段である反面、大きなリスクも潜んでいます。自転車運転に伴う罰則とルールをご存知でしょうか?把握しておくだけでも大きな事故を未然に防ぐ予防にも繋がります。今回は、自転車利用者のご家族にもご覧いただきたい情報をお伝えいたします。

 

 

★★★

 

自転車は、運転技術さえあれば子どもから大人まで乗ることができ、通学・通勤、買い物の移動手段として気軽で便利な乗り物です。
国土交通省のデータによると、日本での自転車普及率は平成28年で57%。
しかし、自転車による大きな事故も相次いで報道され社会問題化しています。

 

原因としては、自転車には免許が必要ないことや自動車ほど安全運転啓蒙活動がなされていないこと。さらに、高リスク利用者の増加も挙げられています。

 

高リスク利用者とは、高齢者や中高生などの若年層が該当します。
特に道路交通に関する経験が浅く、交通事故の危険性に対する認識が低い中高生の自転車事故率が高いというデータがあります。
ルールマナーに関する教育が広がりつつあるものの、自転車は車両という認識や責任感が乏しく、実際の行動に結び付きにくいのも原因の一つです。

 

しかし、たとえ未成年であっても歩行者に怪我を負わせてしまうような自転車事故を起こすと加害者となり、被害を受けた相手に対し損害賠償義務を負うことになります。

 

 

過去高額損害賠償が発生した事例

参照:交通事故弁護士ナビ/自転車事故の損害賠償例と自転車事故に備えるための方法

 

自転車も車両の一種(軽車両に該当)とみなされるため、法律違反をすれば当然自動車同様、「刑事上の責任」と「民事上の責任」が問われます。

 

 

自転車事故を起こさないようにするためには、自転車を利用する本人はもとより、利用者が未成年の場合その責任を負うことになる親御さんも、交通ルールやマナー、罰則などを把握することです。

また自転車保険への加入義務化も各都道府県で広がっています。

 

 

 

 

自転車通行における禁止事項や罰則(抜粋)

歩道通行の禁止
道路交通法第17条、63条第3項

3ヶ月以下の懲役
または5万円以下の罰金

歩道と車道の区別のある道路では、車道を通行しなければいけません。自転車道がある場合は、自転車道を通行しなければいけません。ただし、道路や交通状況などに応じて、例外的に歩道の通行が認められている場合もあります。

画像出典:内閣府交通安全イラスト集


歩行者の通行妨害の禁止
道路交通法第63条第4項

2万円以下の罰金
または科料

歩行者の通行を妨げる場合は、一時停止をしなければなりません。

画像出典:内閣府交通安全イラスト集

 

 

右側通行の禁止
道路交通法18条、20条

3ヶ月以下の懲役
または5万円以下の罰金

道路では左側を通行しなければいけません。車両通行帯のない道路では道路の左側端を、車両通行帯のある道路では、原則として一番左側の車両通行帯を通行しなければいけません。

画像出典:内閣府交通安全イラスト集

 

 

二人乗りの禁止
道路交通法第57条

2台並んでの走行禁止
道路交通法第63条第5項

2万円以下の罰金
または科料

16歳以上の人が、安全な乗車装置に6歳未満の幼児1人を乗せているとき、あるいは4歳未満の幼児を紐等で背負っているとき、幼児二人同乗用自転車を除きます。

2台以上並んでの走行は禁止されています。ただし、並進可の標識のある道路では、2台まで並進できます。

画像出典:内閣府交通安全イラスト集

 

 

夜間、無灯火運転の禁止
道路交通法第52条

5万円以下の罰金

夜間はライトをつけずに運転してはいけません。また反射材の付いていない自転車も乗ってはいけません。

画像出典:内閣府交通安全イラスト集

 

 

酒酔い運転の禁止
道路交通法第65条

5年以下の懲役
または100万円以下の罰金

酒気を帯びて自転車を運転してはいけません。また、酒気を帯びている者に自転車を提供したり、飲酒運転を行うおそれがある者に酒類を提供したりしてはいけません。

画像出典:内閣府交通安全イラスト集

 

 

信号無視
道路交通法第7条

3ヶ月以下の懲役
または5万円以下の罰金

自動車も自転車も歩行者も、必ず信号を守らなければなりません。

画像出典:内閣府交通安全イラスト集

 

 

一時停止違反(指定場所)
道路交通法第43条

3ヶ月以下の懲役
または5万円以下の罰金

一時停止の標識や標示のある場所では、自転車も必ず一時停止をしなければなりません。

画像出典:内閣府交通安全イラスト集

 

 

片手運転の禁止
道路交通法第70条、71条

 

 

 

3ヶ月以下の懲役
または5万円以下の罰金

携帯電話の通話や操作をしたり、傘を差したり、物を担いだりすること等による片手での自転車の運転をしてはいけません。

画像出典:大阪府警察

 

参考:自転車の安全利用促進委員会

 

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【お役立ちコラム】秋の行楽シーズン前に【ここが危険!屋外バーベキューの注意点】

 

  秋の行楽シーズン前に
【ここが危険!屋外バーベキューの注意点】

 

 

今年の夏は、記録的な猛暑となりました。
暑すぎて外でレジャーという訳にもいかなかった方は、
9月に入り、夏を満喫できなかった分、
少し涼しくなってからのレジャーをお考えではないでしょうか?

 

三連休・四連休もありますので、屋外でのレジャーの機会が増えそうです。
涼しい水辺や山へ出かけ、秋の訪れを感じるのもいいですね。

 

そんな中、屋外レジャーの人気は、何と言ってもバーベキューです。
ご家族で、楽しい仲間で、自然を感じながら美味しいものを頬張るのは、
至福を感じるひと時となるでしょう。

 

楽しい反面、バーベキューにも危険は潜んでいます。
楽しい思い出となるよう、お出かけ前に
屋外バーベキューの注意点をチェックしておきましょう。

 

 

 

画像:iStock

★★★

 

 

 

1. カセットコンロ・カセットボンベ

 

バーベキューで大活躍するのは、カセットコンロとカセットボンベ。
コンビニでも購入でき、大変便利ですよね。
使用方法もシンプルなので気軽に使えるのですが、簡単なだけに、使用前に取扱説明書を読んでない方も少なくないでしょう。
しかし、使用方法を一つ誤ると、火傷など大きな事故になりかねません。

 

政府広報オンラインによると、平成19年から平成29年までに発生したカセットコンロ・カセットボンベの事故件数は109件に登るということです。
事故の主な原因は、誤ったカセットコンロの使い方です。以下のような使い方は避け、取扱説明書に従うようにしましょう。

 

⑴ カセットコンロを覆うように大きな鍋や鉄板を置く→NG
鉄板からの輻射熱でカセットボンベが加熱され、ボンベ内の圧力が上昇して爆発につながります。周囲にいた人、一度に大人数が火傷をする危険があります。

 

⑵ カセットこんろの上に金網を載せ、その上に炭を置いて火を起こす→NG
炭火の熱でボンベが加熱されて爆発するという事故も起こっています。

 

⑶ カセットコンロを2台並べて使用する→NG
熱がこもりやすくなり、カセットボンベが加熱し、爆発の危険があります。

 

 

 

2. 着火剤で炭火を起こす

 

火を起こす時によく使用するのが着火剤です。
誰でも簡単に火が起こせるので、バーベキューの際は準備している方も多いと思います。
着火剤もまた、誤った使い方で火傷やケガをする恐れがあります。

 

⑴ 火が弱くなってきたので、途中で継ぎ足す→NG
着火剤には揮発性が高く引火しやすいメチルアルコールが使われています。
突然大きな炎が上がったり、火が飛び散る原因となります。

 


⑵着火後、着火剤のフタが開きっぱなしで放置→NG

引火し、爆発の恐れがあります。

 


⑶ 終わった炭火を土に埋めて帰る→NG

炭火はなかなか消えません。消えていると思って土に埋めることは、マナー違反であると同時に、火事や火傷の原因になってしまうことがあります。炭火を使う時には、同時に火消しツボも用意しましょう。

 

着火剤を使用して火を起こす場合は、十分な距離と適量を守らなければなりません。
初心者の方は、1回分の固形になった着火剤の方が使いやすいでしょう。
着火剤と同じように、消毒用のアルコール、ライターや虫除けスプレーなども引火の危険性があるので、同様に火のそばには放置したり、火に向けてスプレーしたりしないように注意してください。

 

 

 

画像:iStock

 

 

 

3. 風に注意

 

バーベキューを行う時に、厄介なのが風です。
風があると、コンロの火が安定しません。近くにあった紙皿、紙コップが火の飛び込まないように注意が必要です。
日よけにしていたタープが不安定になり、倒れる危険もあります。
また、砂や土埃が舞い、料理がジャリジャリになってしまうこともあります。
風が強いに日のバーベキューは避けた方が無難です。

 

 

 

4. 食中毒に注意

 

9月になってもまだまだ気温は高く、食品は痛みやすいものです。
また手洗いができないまま、生ものに直接触れたり、生焼け状態で食べても食中毒になることがあります。
特に夜のバーベキューでは焼けているかどうかがよく見えないので、ランタンやライトを用意する必要があるでしょう。
食材は、家である程度準備しておくことや、衛生管理、調理方法の工夫などで防ぐことは可能です。

 

?氷・保冷剤・クーラーボックスを活用しましょう。

 

?クーラーボックスは直接地面に置かず、直射日光が当たらないところへ置きましょう。

 

?手洗い場があるところが理想。念のためアルコール消毒スプレーや水も用意しましょう。

 

?包丁やまな板、トングなどの調理器具は、洗ってあっても
 アルコールで除菌してから使用しましょう。
 また、トングや箸は用途によって使い分けましょう。

 

?食材はしっかり加熱しましょう。

 

?作った後、常温で長時間放置してしまったものは、廃棄しましょう。

 

※アルコールスプレーで除菌する際は、火から離れたところで使用しましょう。

 

 

 

5. こどもから目を離さない

 

バーベキュー開始前には、準備に忙しく、また最中には飲んだり食べたり、おしゃべりに夢中になってしまうものです。
どんなに楽しくて盛り上がっても、こどもから目を離してはいけません。
火や調理器具がそばにあったり、また水辺の場合は特に注意が必要です。
大人が交代で行動を共にするなどして、決してこどもだけで行動することがないように注意しましょう。

 

 

画像:iStock

 

バーベキューの危険な面もよく知った上で、良き季節のバーベキューをより楽しんでくださいね。

※参考
政府広報オンライン バーベキューや花火などでは「火」に注意!
CAMP HACK 【事故になる前に】絶対に知っておくべきBBQでの4つの注意点

 

 

 

【お役立ちコラム】 夏休みのレジャーその前に!《その2/山レジャー編》

今月号では、7月号の水難編に引き続き
山でのレジャートラブルについてお届けします。
(前回の水難編はこちら

 

 

夏休みのレジャーその前に!《その2/山レジャー編》

 

 

 

今年も異常に気温が高く、熱中症による救急搬送、
死亡者まで出る酷暑となっています。
レジャーとなると、涼を求めて海やプールよりも
山に行くという方も多いのではないでしょうか。

 

自然に触れる楽しみがある反面、
アウトドアならではの危険に遭遇することがあります。
誰しも「自分だけは大丈夫」という正常性バイアスが働きがちですが、
根拠のない過信は禁物です。

 

 

つい最近の出来事として記憶に新しい、
タイのサッカー少年とコーチ13人が洞窟遭難。
その救出を多くの人が見守り、無事を祈りました。

 

ひとりのダイバーが命を落としてしまった悲劇もありましたが、
全員が救出されるニュースは安堵とともに世界中を駆け巡りました。

 

後のコーチの話では、
「1時間ほどで戻る予定だった。
水はあっという間に水深3メートルにもなり、帰れなくなった。」
ということです。

 

このように、自然の中では、想定しなかった、またそれ以上のことが
誰の身の上にも起こりうるということの教訓にもなったのではないでしょうか。

 

 

こうした山レジャーでの事故を防ぐためには、
どんなことに注意したらいいのでしょうか?

 

 

 

画像:iStock

 

 

 

1.出発前に

 

出発前に、誰かに必ず行き先や、帰宅予定時間を伝えておきましょう。
連絡が取れる手段、携帯電話やスマホを必ず携行しましょう。
万が一に備えてバッテリーもお忘れなく。

 

 

画像:iStock

 

 

 

2 体力・体調・知識

 

少しでも体調が悪ければ、無理をしない。
慣れない登山や山のハイキングなどの場合は、単独行動は避け、
経験者や知識のある人に同行をお願いするなどしましょう。
通常のレジャー地でも、活動内容に見合った体力・体調であるか注意しましょう。

 

 

 

3.気象情報・天候の変化を見逃さない

 

・モクモク黒い雲

晴れている日でも、夏場はゲリラ雷雨が発生しやすくなります。
見る見る黒っぽい雲がわいてくる、雷鳴が聞こえるというような時は、
天候悪化のサインです。

 

 

画像:iStock

 

 

・ゴロゴロ雷
ゴロゴロと聞こえ始めたら、15km~20kmまで雷雲が近づいてきています。
いつでも雷が落ちる恐れがあるため、早めに車や安全な建物の中に避難しましょう。
決して木の下に避難してはいけません。
木に落雷すると、枝や葉、地中の根っこを通して感電することもあるそうです。

 

 

画像:iStock

 

 

・テッポウ水
今いる場所で雨が降っていなくても、上流で雨が降るとすぐに増水し、
渓流などでは、あっという間に水かさが増え、
鉄砲水となって一気に押し寄せる危険性があります。

 


・崖崩れ・土砂崩れ
当日晴れていても、数日前に降った雨で地盤が緩んでいる可能性があります。
キャンプを張ったり、バーベキューをする際は、
がけの近くから離れて慎重に場所を選ぶか、
指定されている場所で行うようにしましょう。

 

 

 

4.服装・靴



・服装

体温調節がしやすいよう羽織るものなどを用意し、
帽子・長袖・長ズボンを着用。虫や紫外線から肌を守りましょう。


黒い服や香水は、スズメバチを刺激する可能性があります。
急な天候の変化に備えて、雨具を用意しましょう。

 

 

・靴
疲れない履き慣れた靴を履きましょう。登山の場合はトレッキングシューズを。

 

 

 

5.飲食物

・飲料水は必須、喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を摂るようにします。
コーヒーや紅茶など利尿作用がある飲み物は、返って水分不足になることがあります。

 

・必要に応じて、行動食を用意しましょう。

 

 


画像:iStock

 

 

 

6. 虫除け・薬

 

虫除けスプレーや、万が一刺された場合、
怪我をした時の応急処置ができる用意をして行きましょう。

 

・登山・ハイキング・キャンプで気をつけたい生物
スズメバチ
マダニ
マムシ
ヤマビルなど

 

画像:iStock

 

 

 

《参考サイト》
栃木県 山レジャーの注意点
http://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/shizencyuui3003.html

ウエザーニュース 夏のレジャーの注意点
http://weathernews.jp/s/topics/201607/250075/

 

知っていますか?自転車事故は中学生・高校生の加害者が多いことを。

2017年12月、犬の散歩中の79才の女性が
中学生の運転する自転車にはねられ死亡する
という痛ましいニュースがありました。

 

この事故が起きたのは、午後6時すぎだったそうです。
(テレ朝ニュース)

 

Accident of the bicycling, youth, elderly person

 


便利で手軽な自転車ですが、日本においては
自転車は“車両”という認識の欠如により、
無謀運転、無秩序な駐輪、交通違反はなくならず、
深刻な事故は増え、社会問題となっています。

 

人口10万人当たりの自転車運転者数の最多は、16才〜18才
次いで13才〜15才が多くなっています。
また、自転車事故の多くは、下校時間〜夕方にかけて起こっています。

 

自転車事故の原因となる多くは、前・左右などの安全不確認ですが、
13〜18才の間では、スマホしながら運転、
イヤホンで音楽を聴きながらの運転、傘さしなど
漫然運転という傾向が出ています。

 

対人自転車事故は、年齢に関係なく加害者となってしまいます。
相手に後遺症が残ってしまうと高額の賠償額ということになり、
自己破産を免れないケースも出ています。

 

加害者が自己破産してしまうと、被害者は慰謝料もなく、
またその家族も一生苦しみ続けなければならなくなります。

 

手軽な自転車ですが、ルールを守らず事故を起こせば
自動車事故と同じように罰せられますし、損害賠償も免れることはできません。

 

 

2015年6月1日から改正道路交通法が一部施行され、
自転車の交通ルール違反の罰則が強化され、
違反者には自転車運転者講習が義務化されています。


危険行為を3年以内に2回以上摘発される

⇒受講命令
⇒3時間、5700円の講習の受講
受講命令に従わないと5万円以下の罰金となります。

 

■自転車運転者講習の対象となる14の危険行為

20150601102455

1.信号無視

2.遮断機が下りた踏切への立ち入り

3.酒酔い運転

4.指定場所一時不停止等
一時停止(止まれ)の道路標識が設置されている場所では、停止線などの直前で一時停止が必要です。

5.歩道通行時の通行方法違反

道路標識で歩道の通行可とされている場合や運転者が幼児等は歩道を走ることが可能ですが、その際は「車道寄り」を徐行しましょう。歩行者の邪魔になる場合は、一時停止が必要です。

6.歩道者用道路での徐行違反

自転車の通行が許された歩行者用道路を通る際は、必ず徐行しましょう。

7.ブレーキ不良自転車の運転

ブレーキがないのはもちろん、正常に作動しない自転車の運転も違反になります。

8.通行禁止違反

自転車も、車両通行止めや一方通行など通行規則に従わないといけません。

9.通行区分違反

歩道と車道の区別のある道路では、基本的に車道を通行し、やむを得ない場合を除き、基本的に車道の左側を通らなければなりません。車道から道路外に出るために歩道等を横断する場合は、歩道等に入る直前で一時停止が必要です。

10.路側帯通行時の歩行者の通行妨害

基本的に道路左側に設けられた路側帯を通ることが出来ますが、その時に歩行者の通行を妨害してはいけません。

11.交差点安全進行義務違反等

交差点を通る時は、交通状況に応じて出来る限り安全な速度と方法で進行しなければいけません。

12.交差点優先車妨害等

信号機のない交差点では、交差道路に優先関係がなければ、いわゆる「左方優先」となります。

13.環状交差点安全進行義務違反等

環状交差点(ラウンドアバウト)に入る時は徐行しましょう。

14.安全運転義務違反

自転車は、状況に応じたレベルで確実なハンドル・ブレーキ等の操作をし、かつ他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければいけません。
スマホ運転、傘差し運転、イヤホン使用はここに入ります。

 

自転車に乗る方、お子さまが通学や遊びで使っているという方、この機会に自転車交通ルールに関する認識をしっかり高めましょう!

 

参考:
自動車並みの賠償と損害!甘く見ると危険な自転車事故
コウキシン 自転車の危険行為14項目 罰則強化で講習が義務化 自転車保険は小学生にも
Suzie 実は16~18歳の加害者が最多!危険な自転車事故を避ける方法

 

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【お役立ちコラム】夏休みのレジャーその前に!《その1/水難編》

【お役立ちコラム】

 

もうすぐ夏休みがやってきます!

暑い季節ということで海・川・プールなどの機会も増えますね。

 

しかし、どんなに注意し万全を尽くしていても、意外なところに危険は潜んでいます。

 

予測ができない自然環境や、子どもの行動など…盲点はどこにあるのでしょうか?

 

今回は海・川・プールなど水に親しむ季節に
起こりやすい事故への注意点をご紹介します。

 

 


★★★

 

水辺の事故は重大事故になりやすく、
特に子どもの水難事故の大半が河川で起きている。

 

平成28年(2016年)のデータによると、
全国で発生した水難は1,505件、水難に遭った人の数は1,742人。
そのうちおよそ半数にあたる816人が、
亡くなったり行方不明となったりしています。

 

しかも7、8月のわずか2か月間での事故件数617件、水難者742人、
うち死者・行方不明者計309人と、
いかに夏のレジャーシーズンに水難事故が多いかがわかります。

 

また、子供(中学生以下)の死者・行方不明者を場所別にみると、
1位が「河川」で全体の64.5%、次いで「湖沼池」9.7%、
「用水路」9.7%、「プール」 9.7%、「海」6.5%となり、
事故の大半は河川で起きています。

 

 

iStock:The child who plays with water

 

こうした水の事故を防ぐためには、
どんなところに注意したらよいのでしょうか?

 

 

1.「川」

必ずしも遊泳を目的としない「川辺のレジャー」

 

夏になると野外でのバーベキューは盛んになり、
涼しい川辺は気持ちも良く、人気が高まります。

 

また川辺に住む水生動植物の観察や採取、釣りなど、レジャーを兼ねた
夏休みの課題クリアを目的に訪れることもあるでしょう。

 

どんなに浅瀬で気軽に遊べそうな所でも、地形がわかっていなかったり、
直前の豪雨などで増水していたりと変化があり、
水難事故に繋がりやすい危険があります。
絶対に子ども一人だけで遊ばせてはいけません。

 

 

iStock:River

 


①出かける前に、天候を必ずチェック

・今日晴れていても、昨日の雨で増水しているかもしれません。
・今晴れていても、午後からゲリラ豪雨が襲ってくるかもしれません。

 

 

②警告・看板を無視しない
・流れが速い、急な深みがある所には、危険を示す看板があります。
 川の地形は複雑です。見た目で判断したり、根拠のない自信・過信は禁物です。
・中州や河原も危険地帯になることがあります。
 急な増水で水没したり、取り残されて逃げ道がなくなる危険があります。

 

 

iStock:Take photo in light nature in candid shot

 

③天候変化のサインを見逃さない
・雷が聞こえた時、雨が降り出した時、上流の方に黒い雲が見えた時、
 流木やゴミが流れている時 このような変化に気づいたら、直ぐに避難しましょう。
・豪雨や台風の時には、川には近づいてはいけません。
 川の水位はあっという間に上昇し、破壊的なパワーに増大することがあります。
 また天候が治っていても、悪天候の直後の河川は危険です。

 

 

iStock:The Petrelius river, Khibiny, Russia

 

 

2.「海」

解放的リゾート気分に浸れる「海のレジャー」

 

灼熱の太陽が降り注ぐ中、海へ出かけると
気持ちも解放的になり、ビールも美味しい!

でも、酔って悪ふざけはもってのほか。
無謀な行為や、ちょっとした気の緩みが水難事故に繋がります。

 

子どもづれの場合、目を離さないようにし、
もちろん海でも子どもひとりで遊ばせてはいけません。

釣りに行く場合はライフジャケットを身につけ、
岩場では、滑ったり転落の恐れがあるような危険な場所は避けましょう。

 

 

①健康状態が悪い時や、飲酒した時は海に入らない。

・日差しも強く、それだけでも体力が奪われる夏。
 睡眠不足や疲労を感じる時に、遊泳や釣りなどを行うと、
 体に一層負担がかかり、事故に繋がりやすくなります。

・水分をこまめに摂って、木陰で休憩するなど、いつも以上に心がけましょう。

 

②天候が悪い時には、海に出ない。

・河川同様、天候チェックは必ず行い、海が荒れていたら中止と割り切りましょう。
 天気だけでなく、泳いでいる最中に引き潮が来ると、
 あっという間に沖へ流されてしまうことがあります。
 満潮・干潮の時間を調べるなと、念には念を入れましょう。

 

 

iStock:Beautiful storm Baltic sea in Sunny summer’s day

 

③遊泳禁止の場所で遊ばない

・海の深さ、水温が変化する所、岸に近くても流れの激しい所、
 また水中に藻が茂っていて、絡まっ ている所など、
 危険な所に「遊泳禁止」の看板があります。

 一見穏やかな海に見えて、人も少ないので、
 気をつければいいやなどど、くれぐれも思わないようにしましょう。

 

 

iStock:No Swimming Warning Flag on public place in Kata beach phuket ,Thailand on beach blurry background

 

④子どもから目を離さない
「ちゃんと言い聞かせたのに。」では済みません。

 

・混雑した夏休みのビーチでは、子どもから目を離さないようにしましょう。
 親御さんも楽しみたいところではありますが、
 日光浴をしながらパラソルの下での居眠り、
 飲み物を買いに行っている間など、何が起こるかわかりません。
 ちょっとした隙に迷子になってしまい、危険な場所に近づいてしまうかも。

・一緒に浅瀬で遊んでいても、ちょっとした隙に転倒してしまうと、
 一瞬で溺れることがあります。

 

泳げない小さな子には必ず、
浮き輪、アームリング、パドルジャンパーなどを装着しましょう。

 

 

Yuri afraid of the sea / emrank

 

 

3. ビニールプールでも

 

河川・海の水難事故防止についての注意事項でしたが、
小さなお子さんの場合、たとえ自宅のビニールプールでも
事故が起きてしまうことがあります。

 

プールで遊ばせているから大丈夫と、お母さんがスマホに夢中になったり、
ご近所のママ友とおしゃべりにしている間など、
滑って転んでしまったり、うつ伏せで足をバタバタさせている間に
大量に水を飲んでしまったという事故の事例もあります。

 

 

iStock:Little girl bathes in inflatable pool in the country

 

夏休みの体験が、お子さまにとって心も体もたくましく育て、楽しい思い出となりますように!

 

参考:政府広報オンライン

★★★